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Taitaimom

Author:Taitaimom
2012年3月、保護犬のタイ(当時推定1歳)がうちにやってきました。
そこから始まる、タイとわたしたちの暮らしのあれこれについて。

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初夏の深大寺

2017.06.04 23:26|by mom
梅雨入り直前の爽やかな日曜日、
かねてから行きたいと思っていた深大寺へ行ってみることにした。

「えっへへー、ぼくちんクルマ、大丈夫だったよー」
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ここは距離的にはそう遠くないのだが、一般道のみ一時間弱の道のりなので、タイの車ニガテ度を勘案するとちょっとハードルが高く、後回しになっていたのだ。

「うふふ~誰もいません~」
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犬連れだと早め早めのスケジュールが正解だろうと思い、午後10時前に到着。
参道はまだガランとしていた。

「おおーぼくかわいいワンちゃんですよ~」
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と思ったら、いきなりちっちゃな女の子にナンパされる。

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店先にはおいしそうなそばまんじゅうの蒸気が上がっていて、つい駆け寄りたくなるが、ここは我慢我慢。
だってせっかくだから、深大寺そばを食べたいし。
そのためにはお腹すかせとかなきゃ。

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そうして歩いていたら、ご本尊の深大寺が現れる。

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「よしっ 行くよっ」
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なんかもう勝手にドンドン入ろうとしているけど、ここは犬はOKなのかい

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「だいじょうぶっ ぼくちんわかりますっ」
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ま、確かにここは大丈夫なのだ。
隣接して動物霊園があるだけに、特に犬出入り禁止になっていない、ありがたーいお寺なのだった。

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境内は緑が多く清々しい。

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いやいやタイ、そんなに一生懸命匂いをかいだところで、そこに犬のお手紙があるとは思えないんだけどね。
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本堂に手を合わせて、ひとおり敷地内を回ると、陽が高くなるに合わせ少しずつ人が増えてきた。

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時間を見ると、そろそろ11時。
ここから先は時間がたてばたつほど混雑必至なので、後回しにしてもあまりいいことはない

と、いうことで、
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食べちゃいます
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林の中のテーブルは、その影も緑色。
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大きな楓の下で食べるおそば、美味しゅうございました

さて、そばという大きな目的を達成したので、ここからは心穏やかにあたりを散策する。
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木々の中を吹き抜ける風は涼しく
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なんだかちょっと別世界に来ているみたい。

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以前、タイが来る少し前にふたりで来たことがあったけど、景色をほとんど覚えていない。
多分そばを食べるために立ち寄っただけで、こんなに歩き回らなかったのだ。

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翠の情緒ある風景はちょっとした小旅行気分。
タイと一緒に歩くといつも少しその場所の印象が変わる。

「えへー、ぼくちん楽しいですうー」
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いやいやそれは何よりですな

(多分観光名所として作られた)水車小屋で記念撮影。
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っていうか、タイ、
最近あんた、カメラ向けるとポーズとるんだけど、記念撮影の意味がもしかしてわかってるのかね!?

そして大体ひとまわりして戻って来た参道で、
念願のそばまんじゅう、「くださーい」
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いや黒糖のこしあんまんじゅう、観光用とあなどってたらこれが想像以上においしくて驚きですよ

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この後は、隣の神代植物公園の方へ歩いてみることにした。
植物公園本園には犬が入れないのだが、その併設する無料の「自由広場」は犬OKなのだ。

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「自由広場は、自由だー」
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木立の外はちょっと暑いけど、せっかくなので丘の上に上ってみる。
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「ママ、来てるか!?」
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はいはい来てますよー
写真撮ってますよー

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丘の上は天空のクローバー畑だった。

「えへへー」
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高い場所っていうだけでなぜこんなに気持ちがいいんだろう。
写真にすると、いつもの河原と絵図らがまったく同じになっちゃうのが玉にキズだが。
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来週はもう梅雨入りかな
緑の美しい爽やかな初夏の季節、最後にここに来れてよかったね。



*****
(おまけ)

駐車場に向かう帰り道、木々の光の中で、ふと、フォトジェニックな景色を見つけた。
よし、じゃああそこでタイを撮ろうと言って、パパチーにタイを連れて行ってもらう。

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シャッターを切っていると、光の中のタイの姿になぜか胸がいっぱいになった。

こんなにも無条件の信頼と愛情を向けてくれる犬という存在、
なんてありがたく、愛おしいのだろう。






楽しいボート遊び

2017.06.03 23:27|by mom
朝、マルちゃんと会ってひとしきり遊んだ後、一緒に水門の先の中州に到着したら、なんとそこではみなさんがボート遊びの真っ最中。

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ラブラドールのリンちゃんのパパがこの度、2馬力のエンジンのついたボートをご購入、試乗会に招待してくれていたのだった。

  「エリスちゃん、だいじょうーぶ~!?」
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「みなさーん、大丈夫ですかあー?」
      「うふふなにいってるのよきなこ、あたしは楽しかったわよ」
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(↑きなこちゃんは先に乗船済み)

「みなさーん、エリス号が到着しましたよ~」
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(エリスちゃん終始ゴキゲンんのご様子)

実は、リンちゃんのパパは先月からこのボート試乗会を開催、あまりにも人気のため今日でもう三回目。
今日はまだ未経験の犬たちを募っての開催だった。

(続いてこむぎが出発)
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「なんだあいつ行っちゃったぞ、大丈夫か?」
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「ま、大丈夫だな、こっちのみんな落ち着いてるし」
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まあ、なんて楽しそうなんでしょ
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   「こむぎーだいじょうぶ~?」DSC09379.jpg
(いちいち心配して出迎えるきなこちゃん)

そして次々と乗船希望者は後をたたず
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(旅立つお兄ちゃんを見送るジャック)

すっかり状況を飲み込んだ気になって、のんびり傘の下でくつろぐタイ。

「オレ、見学ー」
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(ジャック、次はお兄ちゃんを岸に置いて乗せられる)
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「えへへ~オレ関係ねえし~」
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と、高みの見物を決め込んでいたが、

「えっ」
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(フィオナママ撮影)

「ががーん」
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(フィオナママ撮影)

気が付いたら、水上へ
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「な、なんだこりゃ」
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「ママ、大丈夫かっ」
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大丈夫大丈夫

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いやー
川を渡る風のなんと気持ちいことよ

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水の真ん中に視点を置くだけで、全く違って見える景色は、まるで魔法のようだ。
緑と青と、いつもの河原はなんだか広大な遊園地アトラクションに早変わりしたみたい。

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エンジンのついたボートは思っていたよりずっと安定感があって安心感がある。
まあ、リンちゃんのパパはボーイスカウトOBで男らしいアウトドア派、もしなんかあっても絶対助けてくれる!という安心感があるのも大きいかな。

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タイが案外落ち着いているので、リンちゃんのパパはちょっとスピードをあげてみる。
ま、でもあんまり動じないんだな、これが。

そして、楽しい水上のひと時はあっという間に過ぎ、接岸へ。
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(フィオナママ撮影)

タイ、やけに満足げにご帰還。
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(こむぎママ撮影)

いやー、素晴らしく気持ちよく、楽しい時間、
河原でこんな楽しい体験ができるなんて思わなかった
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(フィオナママ撮影)

リンちゃんパパ、ありがとうございました。



*****
(おまけ)

前回、フィーちゃんはボート乗りに挑戦したが、水上があまりにも怖くってガタブル状態だった。
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(フィオナママ撮影)

このため十分楽しめなかったフィオナママは、今回最後に一人で乗船。

「わー楽しー」
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フィーちゃんがそれを見て、「乗らなくって安心安心」とえへらえへら喜んでいるのを見て、面白いので
「たいへんだよー、ママ行っちゃったよーどうするどうするフィーちゃんっ」
とたきつけてみる。

「でもあたし乗りたくないもんね」
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フィーちゃん、一応は見送る。

「なに言ってんのうママ、あれどうせ戻ってくるんだよ」
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すでに一度乗ったタイも余裕の笑み。

しかし、
フィオナママが一度戻ってきて二回目の往路に入る時

「キャー ワー (楽しー)」
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とフィオナママの歓声があたりに響いたら、

「な、なんだっ」
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「キャーキャー」

「たっ たいへんだっ フィーちゃんのママーー!!」
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歓声と悲鳴を勘違いしたタイ、猛然とボートを追っかけ始めた

「大丈夫かーッフィーちゃんのママーーッ!!」
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(注:ここは三方向が川に囲まれて突き出た中州なので、走った先は行き止まりです)

タイが追っかけるので、フィーちゃんもつられて後ろから追っかける
  「えー 大丈夫だと思うけど、一応・・・」
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その時、ボートは旋回し復路へ。
「キャーふたりカワイすぎる~!!あたし大丈夫よー!」

「あれ?」
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「ほらー、やっぱり大丈夫じゃん、あれママの悲鳴じゃなくて歓声よー」
    「・・・。」(←ややきまり悪い)   
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ボートが戻ってくるのを見定めて一緒に戻ってくるふたり
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「あはは~ふたり偉いねえ~心配しちゃったの?」
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それでも一応心配してフィオナママの接岸を見守るふたり
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「わー、みんなありがとー!」
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「フィーちゃんのママッ大丈夫だったか!!」
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「ありがとータイ、心配してくれて」
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「えーとあたしはもう乗らないからー」
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フィーちゃん、ママへの心配よりも再び乗ることの心配が勝っている模様。

「ま、ママが大丈夫だったこと、あたしわかってるしね」
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そりゃそうだよねー
フィーちゃんはママのこと知り尽くしてるもんね

「フィーちゃんのママ、無事でよかったよ」
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「ありがとありがとータイ、いやーちょっと感激しちゃった」
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「うふー」
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「えへっ ぼくなんかもしかして株あげちゃった?」
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うんうん、
なんか株あげちゃったね、タイ。



「犬といる しあわせ」

2017.04.23 23:51|by mom
「なんと、ぼくちんの写真が、フォトコンテストで入賞しちゃいました」
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先日、思いがけない知らせを受けた。
ペット用品販売グリーンドッグその他が主催する「犬といる しあわせ」写真展に、応募していたタイの写真のうちの一枚が入賞したとのことだった。

(「犬といる しあわせ」フォトコンテスト受賞作品)

この週末二日間に代官山Tサイトガーデンギャラリーで展示されるというので、せっかくなので、家族で見に行くことに。

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朝一番に行ったので、人はまだ少ない。
しかし、逆にそんな時間にそこにいる人たちはみんなツウっぽくおしゃれで、ドッキリ。

「やっとるやっとる、ぼくちんの写真展、こちらですな」
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「えーとえーと、でもここ、いつも行くところと雰囲気が違う」
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「なんかなんか、河原の先のニュータウンと違うじょ」
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「ママ、そういえばいつもの河原ファッションじゃないね」
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そりゃさすがにここに長靴では来ないでしょうよー
河原の先のニュータウンだと、ついそのまま行っちゃうけども。

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写真展は、今日ここで行われる犬関連のいろんなイベントの一環として開催されているようだ。
でもまだ時間が早いから、がらんとしててまだちょっと気が抜けている。

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ギャラリーに入って、出迎えるスタッフに、
「この度賞をいただきまして、」と挨拶すると、わらわらと大歓迎をを受ける。

「むほー」
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テーマ別に展示された入選作品は全部で100点くらいらしいのだが、その中の「あそぶ」テーマ賞をいただいた、この「作品」、
こんなふうに自分の写真が大きくパネルになっているなんて初めてで、ちょっと感激する。

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若いスタッフの一人が、後ろで、
「あらー、ほんとに同じワンちゃんだわー、いや当たり前ですねー」とひとりボケツッコミして笑う。

入賞の通知にあたって、メールのやり取りをしたスタッフがわざわざ出てきてくれて挨拶してくれたりして、なんだか、ちょっと受賞者気分を満喫。
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タイは、ヤギミルクの接待を受けるも、
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「・・・・。」
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たくさんの人に注目され緊張のあまりそれが飲むものであることすらよくわからないご様子。

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他にも、入選作品として、マルちゃんとのツーショット写真を含め5点がタイの写真が展示されていた。
この時間も、すでにパラパラと人が来ていたけど、お昼すぎに見に来てくれたマルママの話だと、しつけ教室などのイベント参加者も多く集まっていて、結構盛況だったそうだ。

実は、「さすがに選ばれといて見に行かないってこともないしなー」なんて、気楽な気持ちでやってきたのだが、こんなキラキラタウンのスタッフたちに歓待され、予想外に晴れがましい気持ちになった。

最後、共催のプラスワンリビング(屋上エクステリア施工会社)の、犬と遊ぶガーデンテラスをイメージした、写真コーナーで、スタッフにすすめられるままに写真を撮ることに。


「タイ、ほらそこにいて」と言ってカメラを向けると、なぜか突然、笑顔を見せてポーズをキメるタイ。
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「えへー」
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すると、後ろのスタッフたちが
「あらー、笑ってるわ」「笑ってる笑ってる」「かわいいー」と一斉に声を上げる。

「うへえー ぼくちん、モデル犬なのでね」
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母親としてちょっと得意な気分になるも、よく見るとしっぽがだらり…
タイもタイなりに頑張ってるんだね、えらいえらい。


「晴れがましい席なので、ぼくちんもいろいろ頑張りました」
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この写真展を主催したグリーンドッグは、フードなど取り扱う商品の品質について、気を使っていて信頼がおけると、タイがうちに来るときに、タイの預かりボランティアさんに紹介された店だ。
動物愛護の観点から、生体販売については否定的な主張をしているほか、店舗で保護犬譲渡会を開催したりして、保護犬との縁も深い。

紹介されて、5年前、わたしはタイがうちに来る1週間くらい前に、この代官山店にやってきて勧められたフードと、おやつを買った。
2月の、まだ道路に雪が残っている中を歩いてきたのをはっきりと覚えている。

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店に来てみたら、なんだか思っていたよりも大分セレブなお店でちょっとびっくりしたものだ。
しかし、スタッフのキレイなお姉さんに、保護犬を引き取って来週来るんですと話して、フードやおやつの話を聞いたなあ、なんて懐かしく思い出す。

あの頃は、まるで身寄りのない幼い子を引き取るような気分で、ワクワク半分ドキドキ半分だった。

「むむっ セレブ犬かっ」
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そんな、ちょっと思い出のある場所に、こんなきっかけでタイと来ることができるなんて、なんだか少し感慨深い。


ギャラリーを出た後は、せっかく来たので代官山をお散歩することにする。

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都会は、こうして緑地があっても「犬立ち入り禁止」だったりして、世知辛い。
時々お行儀よく歩くセレブ犬とすれ違うけど、ただただもくもく道路を歩くだけじゃ、犬も人間もあんまり楽しそうな散歩じゃないなあ

「大丈夫ー、ぼくちんもお行儀はよい子ですのでねー」
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とはいえ、タイは意外と楽しそう

「えへー、ぼくちん、今、カワイイって言われたー」
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「わあーかわいいシェルティ~」(←通りすがりの若い女の子)

「ねえねえ、また、カワイイって言われた~」
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うん、シェルティじゃないけどね、足短いし。

タイ、キラキラタウンでお行儀よく歩いて、わたしもなかなか鼻が高い。

でも、いつも遊びに行く広い公園緑地と違って、タイ、ほんとにここはそんなに楽しかったのかな

「うん、ぼくちんなかなか楽しかった」
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タイも、もしかしてわたしと同じように、ちょっと晴れがましい気分、してたのかな




六歳の花じゅうたん

2017.04.12 23:18|by mom
そろそろかなーと思って、河原の帰りに、まるちゃんと回り道してやってきた自然公園。

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昨年ほどではないものの、前日の雨で狙い通り花じゅうたんになっていた。

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今年は桜の満開時期が、狭い地域内でもけっこうバラバラで、河原ではまだ満開になるかならないかだけど、住宅街の方は数日早く満開になった。

ここはそろそろ散り始め、でもまだ大半が咲いている感じ。
だから花びらは公園全部をうめつくすほどにはならず、半分くらいは土が見えていた。

しばらく天気はいいらしいし、今年は少しずつ散って昨年ほどの見事な一面の花じゅうたんにはならないのかもしれないな。

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「むふー、まるこさま今日もとってもかわいいんですようー」
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  「タイ、ちょっとおーよく見たらなんかいつもと地面が違うんだけど」
「うんそうだね」
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「ん、なんだママ」
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あはは~タイ、
鼻に花、しかも二つもつけて、なんだかまぬけ~

「・・・・。」
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「タイ、」 「えっ」
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「いや別に」 「なんだよ」 
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「ちょっとちょっとおー、タイ、なんかあれカワイイんだけどおー」
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「やられたーちょっと腹立つうー」
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いやいやまるちゃんもカワイイよ
桜のピンク、まるちゃんにとっても似合うね

「あらそうかしら」
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「それなら、花の精まるちゃんって呼んでもいいですことよ」

  「おいまるこおー」
「なに」
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「うふふ」 「えっ」
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「うふっ」 「なんと」
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「おかしいなーぼくまるこに遊ぼうって言ったはずなのに今のはなんだ」
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しかし、こんなに素敵な花じゅうたんでも、やっぱりここにはほかに誰もいなくて静か。

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もうすぐ、
今年も桜は終わり。

淋しいけど、考えてみれば花は散ったら枯れ木に戻るわけじゃなくて、次は青々とした新緑が眩しい季節だ。

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さよなら、桜
また来年。






*****
(おまけ)


その後、誰もいない広い空間に、急にひとりでハイテンションになるタイ

「がおー ママ、オレ遊びたくなってきたー」
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「まるこおー、遊べー」
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「なぬー、タイやる気かあー」
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  「まるこめー、今日はオレがやっつけてやるぞうー」
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「オレ、いつも家ではママ相手にお相撲の練習、してるんだからあー」
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  「何言ってんのー、このマザコン男おー」
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「やるかやるか」「どうだどうだ」
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「うごー」「がおー」
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「ぎゃおー」「ぐわー」
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なんと、立相撲なんて、昨年の花じゅうたんのこの場所以来じゃないだろうか


  「まるこーオレ今日は強いんだー」
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  「むむう かくなる上は・・・」
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 「まるこ、霊獣にヘンシーンッ!!」
「うぎゃあ」
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「わーわーわー」
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(テンション極まってひとりで駆けだすタイ)

「おのれいいー まるこさまの底力ーーッ」
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   「グワッシッ」
「うわわー」
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   「どうじゃッ」
「うわわわー」
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    「ハイハイ、終わりいー」
「えへー 楽しかったあー」
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誰もいないこんな場所だと、まだ子供みたいに遊んだりするんだ

過ぎゆく六歳の春、
できればずっとこのままでいられたらいいのに。





ブーブーでお花見

2017.04.08 23:34|by mom
桜満開の休日は、残念ながら曇り時々雨。
とはいえせっかくの満開日なので、車に乗ってお花見散歩をすることにした。

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行った先は、いつもの横浜市都筑区せせらぎ公園。

初めてこのあたりに来たのは約1年前、新緑の季節だった。
桜の季節がちょうど終わった頃だったので、これでここの春夏秋冬すべての季節を味わったことになる。

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1年前、レイちゃんのママに教えてもらって、パパチーが平日休みをとった時に訪れたこの公園。
それがあまりにも気持ちのよい休日になったため、パパチーは10年お休みしていた車復活を決意、そこから始まったタイの休日「ブーブーでお出かけ」お散歩生活だった。

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タイもまあ、ここにきて車にようやく、ちょっと、慣れてきたかなあという感じ。

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1年前、初めて来たときは、まさかこんなにここに通うことになろうとは思っても見なかった。
でも、住んでいる街から少し離れ、のんびり歩いて過ごす場所として、ここはとても便利で心地よい。

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何度も撮った水路の景色、今日は桜が咲いたので再び撮影にチャレンジ。

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今日はカモさんがいてくれるラッキー、ありがとう。


公園の辺縁にあるカフェでランチを食べたら、時折霧雨がぱらついてきたけれど、このまま帰るのももったいないので、お花見散歩を強行することにした。

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のどかで広い空が広がる田園地帯を抜けていくと、穴場のお花見スポットがあるらしい。


「よし、張り切って行くじょ!」
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みんな大好き・IKEA港北の目と鼻の先、江川せせらぎ緑道。

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現在まさに、満開です。
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  「むほむほむほー」
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(桜の意味はわからないながらも、↑一緒に華やいだ気持ちになっているらしい)

 「うふ、ぼくちんちょっとおすましして撮りますよ」
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今日に限ってなんのうらみあってこの雨空か、という天気ではあるものの、桜はやっぱり美しい。

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河津桜から始まり、早咲き桜も次々咲いて、桜はこれまでで十分堪能した気になっていたが、さすがソメイヨシノの美しさは圧巻。
より繊細で儚げでありながら、この豪華さはどうだろう。

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しかもここ、初めて来たところで見る桜だから、とても新鮮だ。

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「むむっ アメンボか?」
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緑道を歩いていくと、水路のわきにチューリップが。
まさに百花繚乱の風情を演出していた。

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うう・・。鮮やかなチューリップと繊細な桜のコラボは撮影が難しいなー
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でも、雨にしっとり濡れたチューリップはちょうど見ごろを迎えていて、花見気分をさらにアップさせる。
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「えへー、ママチー楽しいね」
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「ぼくちん、チューリップと一緒に撮りますようー」
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あいにくの天気だったけど、とっても楽しいお花見。

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タイ、
やっぱりブーブー乗ってくると、楽しいことあるね、
今年のお花見も、とっても楽しかったね。