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Taitaimom

Author:Taitaimom
2012年3月、保護犬のタイ(当時推定1歳)がうちにやってきました。
そこから始まる、タイとわたしたちの暮らしのあれこれについて。

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桜、満開へ

2014.03.31 18:03|by mom
河原の一本桜は、多分今日午後には満開になるだろう。
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今朝は風が強いけど、そのせいで空が突き抜けるように青い。


マンションの大規模修繕が続いていた冬の間中、
朝の散歩を昼まで延長して外で粘っていた習慣が抜けず、
みんなが帰った後そのまま帰ると、なんだか早く切り上げた気がしてしまう。
タイは、帰った後はもう、夜まで家で寝て過ごす以外なにもできないんだし。

なので、きなこちゃんを送っていった後、再び河原へUターン。

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今朝は、みんなわりと同じ時間に集中して来て、あっさり帰って行ったから、
河原にはもう誰もいない。

と、思ったら、
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朝遅遅組のハナちゃんが登場。
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ハナちゃん、いつも笑顔でうれしそう。
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「うふー おやつー」
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ハナちゃんのママと、

今年初、ツバメがもう飛来している話とか、
電動自転車が、坂が多いこの町ではやっぱりすごい使える話とか、


今はもう亡い、
かつての河原の女王だったという、白いゴールデンレトリバーのジャスミンの話を聞いたりして、
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ゆっくりと春の時間が流れる。

 

    「でも、ぼく今日、まるこに会ってない」
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タイー、まるちゃんのママいろいろ忙しいんだから、いつもいつも会えないんだよー


ハナちゃんと別れた後、
そうだ、明日の消費税増税前に、
そろそろ底がつくポイ太くんを買いに行かなきゃいけないことを思い出し、

近所のペットショップへ行くべく、渓谷公園の方向へ歩くことにした。

すると、渓谷公園拡張予定地の緑地の桜が、まさに満開。
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この桜は、この地がお屋敷だったころ実生で根付き、区の保存樹になったもの。

実生だから、多分自然交配でソメイヨシノと何かがかけあわされたんだろう。
ソメイヨシノのように葉が出ないで咲く、真っ白な花が美しい。
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実は、この桜、わたしと同い年だった。
同い年の桜って、ずいぶん大きくなるもんなのね。

「うん、ママ、ぼくそれ、どうでもいい情報だわ」
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はいはい、タイは花より団子だからねー

といって、渓谷公園をタイが「こっち行くー」という道を歩いていたら、
お不動様の甘味処の裏に着いちゃった
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えへへー 花より団子ー
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お不動様にももちろん桜は咲いていたけど、
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足もとに、すみれ、みーっけ。
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   「明日はまるこに会いたいな」
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はいはい、タイ、
でも今朝も、とってもいい散歩だったね。



春、開花

2014.03.29 23:33|by mom
東京に桜の開花宣言が出されてすでに数日たっているが、
ここ河原のソメイヨシノはちょっと遅いらしい。
土手のソメイヨシノはせいぜい3分咲き。
宴会しているグループもあるけれど、これだと今一つ盛り上がりに欠ける感じ。


午後遅く、桜を見にやってきた私たち。
いまいちの桜を見てもいまいちなので、
土手を離れて、川沿いに。

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すると、自生の桃の小さな林を見つけた。
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ま、せいぜい5、6本なので林というのもなんだけど。

どれも、川風を避けるためなのか箒みたいに細長い。
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でも、花の色はあでやかな桃色だ。
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桃栗3年っていうから、きっと桃は成長が早いんだろうな。
種が流れ着き、花が咲いてその実が落ちて、こうやってどんどん林ができていくんだろうか。

(花なんてどうでもいいタイ)
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そして、原っぱに戻って、野球少年の合間を歩く。

「革のボール見つけたど」
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「あっ それあの少年たちのボールじゃないか?」
 
          「えっ」
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「だめだよ、タイチー、革のボール、高いんだぞー」
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(パパチー、ボールを投げて返す)
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                         「がーん・・・ぼくのボール・・・」
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さあさあ、タイ、気を取り直して、どんどん歩こう。

先週咲き始めたレンギョウが満開だ。
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踊り子草とイヌノフグりが大群落をつくって咲き誇る
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「ほれほれタイチー」

          「えっへへー」
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パパチーのあとをおしりふりふり歩くタイ。
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桜が咲き始めると、河原も、春爛漫の風になる。
北国と違い、東京は、春が一番、というか唯一、季節の中で変化がドラマチックだ。

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      「むむむっ いろんな犬の匂いがするぞ」
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             「パパチー、待ってー」
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       「パパチー、そんなところ歩いて大丈夫かっ」
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あっ ここにも自生の桃が大きく育っている
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(再び、花なんて、どうでもいいタイ)
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       「あっ またパパチー、遠足しとるっ」
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    「うおー パパチー ぼくだってこんなところへっちゃらさあっ」
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                  「えっへへー」
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調子に乗って勝手に走り回るタイ。
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             「うおー ママー」
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   「さあ、タイチー、いくぞー」
                    「ふおーい」
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寄り道して寄り道して、たどりついた川下の土手の桜、
さっきよりちょっと開いていて、5分咲きくらい。

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やっぱり、桜って他の花にはない風情の美しさがあるよなあ
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それは多分、心の中のいろんな風景とリンクしているせいかもしれないけど。


(三たび、花なんてどうでもいいタイ)
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     「・・・・。」
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一応、目的地として設定した、川下にある高台の公園につくと、
桜の名所でもあるここは、すっかり大宴会場になっていた。
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(おやつを買ってくるパパチーを待つタイ)
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宴たけなわだけど、ここの桜も花見にはちょっと早い状態。
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ま、タイは花(なんか)より(だんぜん)団子、
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「ママは? くれるよね?」
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タイ、真剣過ぎて、尻尾がさがっとる

「ぱくー」
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さてさて、帰りは、同じ道を通るのもなんだから、住宅街を通って帰ろうか。



住宅街の桜は、河原の桜より開花が進んでいる感じだった。。
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でもまだ咲き乱れる感じじゃない、その一歩手前。
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途中で、タイのアニキ、お花見宴会帰りのしゅんちゃんに会ってタイは大喜び、
さんざんぺろぺろ攻撃をしたりした後、


ようやくたどりついた、うちに最も近い、隠れた桜の名所スポット。
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行きに見た時よりもまた開いたかなー
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ライトアップする夜が楽しみだなーなんて思って写真をとってたら、

    「こらー ママー、早くしろー」
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はいはい、すみませんね、
タイ、早く帰って、ごはんにしよう。





家族の中の犬

2014.03.25 23:13|by mom
タイは、他の犬に対して非常に年功序列的にふるまう。

河原の仲間の中だと、年上の犬に対しては、
「〇〇姉(兄)ちゃ~ん」
と、しっぽを振りながら近づき口元をペロペロしてあいさつするが、
年下の女の子に対しては、どんなに毎日会っていても、基本的に知らんふりし、
年下の男の子に対しては、いつも、居丈高に向かっていって時には首の毛を逆立てて威張る。
(ちなみに、同級生のまるちゃんに対しては、しっぽを振りながら駆けていくが、ぺろぺろは控え目)


一方、人間に対して、見知らぬ人については、
立ち位置や進行方向、目線などで威圧的と感じると警戒するのだが、
老若男女のカテゴリーで、特に差別的にふるまうことはない。

しかし、意外にも、子供・幼児については、押し並べてやさしい。


それは、以前から、わたしが、「子供たちがみんな、将来、犬好き人間に育ってほしい」という願いをこめて、
「さわらせてください」という通りすがりの子供に、
すすんでタイをさわらせてきた(もちろん万全の注意をして)こともあるだろう。

タイも、体の小さな子供には、比較的圧迫感を感じることがないということもあるし、
また、幸運にも、子供に対して怖い思いをする経験が過去になかったということもある。



「きょう、うちに、ちびっこがきとる」
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(従兄のびっけ兄7歳と、従妹の大・福子ちゃん1歳)
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「しかも、さっきチャイムが鳴ったから、
(ぼくの味方)パパチー帰ってきたと思って喜んで玄関に行ったら、ばあばだった」
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「ばあば、って誰だっけ。この人、ばあばなんだっけ。会ったの前過ぎて忘れちゃったんだけど」

           「うー ぶー」
               「ほら、これはそ・う・じ・き。大・福子ちゃんおそうじするの?」
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「なんか、ぼく、いろいろといたたまれないんだけど」
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よく、犬と幼児がきょうだいのようにして仲睦まじく暮らしているという家があるが、
もしわたしに赤ん坊がいたら、わたしは、犬を飼う勇気はないなあと思っていた。

犬をそこまで信用できないという気持がどこかにあるのだと思う。

もちろん、多くのレトリバー犬のように気質に攻撃性がまるでなく、
子供が何しても怒らないだろうと思える犬はいて、そういう犬なら問題ないだろうとは思う。

でも、犬の気質はそれぞれ飼ってみないことにはわからないし、
その気になったら犬は幼児だけでなく大人の人間をも殺傷する身体能力を持つのも事実。
一方で幼児はそれとわからずに犬にどんな乱暴をするかわからないのだから、
結果的に、いちいち自分の愛する犬の行動を疑いながら、一緒に生活をすることになりそうな気がしていたのだ。




しかし、タイの大・福子ちゃんに対する態度を見ていると、
そんなのは、もしかして、無用な心配ではないかと、はっとする。

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タイは、大・福子ちゃんが目の前でむずかると、困って尻尾を下げ、
伏せをして自分の目線を下げて大・福子ちゃんをなだめようとする。
その後ろ姿がかなり一生懸命で、
もし、大・福子ちゃんがもう少し自分に慣れていたら、
おそらく大・福子ちゃんの足でもぺろぺろしてたに違いない。

タイは、決して、赤ちゃんだからって侮ったりしなかった。
自分の家族の赤ちゃんだと認識すれば、大事に大事に扱うような感じがする。

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表ではへつらって裏では舌を見せるなんて、人間のすることで、
犬はいつもストレート、考えてることがまるわかりだ。

そうしてみれば、実は、犬を信じることなんて簡単なことなのかもしれない。


             「うおー」
     「えへー」

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        「うふー」
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(タイのベッドにダイブする兄妹)
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写真には撮れなかったけど、
びっけ兄、タイ、大・福子ちゃん、とまるで3きょうだいのように雁首そろえて
お菓子の袋をもつわたしのまわりを囲んだ時は、なんだかとても可笑しかった。


                         「西門※ 大・福子ちゃーん」
「はあーい」

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                     「磯野 タイちゃーん」

「はあーい」                     「むむ?」
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注:仮名です)

    「そうはいっても、居心地、いまいち・・・」(←そのわりにはみんなの近くにいる)
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                        「タイちゃん・・・手、つなご」
          「えっ・・・」
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          「うん、じゃあぼくぺろぺろするよ」
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        「びっけ兄、仲良くしようね」     
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               「タイちゃん、ママのこともなめるかな?」
「あらー タイちゃん、わこおばちゃんのこともなめてくれる?」

              「うん、ぺろぺろぺろ」
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「ありがとねー タイちゃん、かわいいねー」
         「あっ タイちゃん、ぼくのこともっとなめてくれるよね?」
            「う・・・もちろんいいけど・・・」
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              「びっけ兄、ぼく大好きだから仲良くしようねー」
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子供と犬がきょうだいのように一緒にいて、
さらに犬が子供のことを思いやっている姿を実際に目の当たりにすると、胸を衝かれる思いがする。

犬は、その気質云々より、群れを営む動物として、与えられた役割にそってもっと柔軟になじんでいく生き物なのかもしれない。


そういえば、タイの親友まるちゃんは、最近、
体調をくずしているまるちゃんのお祖母さんのところによくお見舞いにいくらしいのだが、
ママ方の北海道のばあばと違って、とくにこれまで親しく関わってきたということでもないのに、
お祖母さんを慰めるように寄り添うらしい。


犬は、思っているよりもずっと、家族のことを思って暮らしているのだろう。
そして、家族みんなの心によりそって生きている。





びっけ兄と大・福子ちゃんは、
残念ながら、お母さんは保育園が確保でき次第復職の予定だしお父さんは実は犬がちょっと苦手らしいから
子供時代、犬と一緒に暮らすということはないかもしれない。


でも、これからのそれぞれの長い人生の中で、
どこかで犬と関わりがあったらいいなあ、と思う

人間以外の、もの言わない動物と心を通わせるのはとても幸せな気分だから、
そんな幸せが二人の人生のどこかにでもあるといいなあ、と

二人の幸多き人生を祈るとき、
犬おばさんとしては、共に願わずにはいられない。








最長距離のお散歩紀行

2014.03.21 23:04|by mom
三月の三連休、初日。
お昼前に、家族で河原に出てきた私たち。

河原の土手ぞいに植えられている桜が沈黙を守る中、
いつもタイが遊んでいるところとは逆方向の、川下方面に歩いて行くと、
なんとも鮮やかな桃の花が満開だった。
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まだ本格的な芽吹き前の河原に、いっそう映える紅い花。
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あでやかな春の花は、一瞬のうちに気持を明るくさせるのか、
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ふと足もとを見ると、なんてことない花さえもなんだか春を感じて美しい。
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タイの目線に立つために、しゃがむと、
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立ったままでは見えない花に目がとまり、
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春の草のむせかえるような匂いに包まれる。
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ほらほらタイ、そろそろ行くよ

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             「パパー、待ってー」
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             「えっへへー」
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このへんは、区がグラウンドとして整備しており、土日はいつも野球少年やサッカー少年が駆け回っているところ。
でも、今日は、祝日とはいえ金曜日のせいか、この広い芝生に、
だれーも、ほんとうに、だれーも、いない。

タイ、調子に乗って軍手をくわえながら走る。
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さてさて、河原歩きはほんの序の口、
今日は、最長記録を更新して、10キロ超先の日蓮宗大本山の大きなお寺まで遠足の予定。


その前に河原沿いにある、最近河原友達に大人気のカフェダイニングで腹ごしらえをする。

「むむっ ママ、なんか食べとる!?」
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(タイにはお弁当)
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しかし、食べてるうちに、それまでの穏やかな春の陽気が一変、
なんだか雲行きが怪しく、風が出てきた。
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でも、予報では確か、今日は雨降るとは言ってなかったよなあ・・・
せっかくここまで来たんだし、このまま帰るなんてちょっと納得できない。

大丈夫大丈夫、西の空は青空だし、行っちゃえー
と、いうことで出発。


道順は事前に夫が地図で確認。
河原の先をもう少し歩いて、その後は住宅地を抜けていくとのことだった。

風が強くなる中、張り切って歩く私たち。


そして、ここから先は、初めて歩く道。
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途中、(誰かが)さんざん道を間違え、
かなーり時間と体力をロス、

しかし、そのたび(誰かの)機転と才覚で切り抜け、
ようやくようやく、見慣れた道にたどりつく。

「? ここどこ?」
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私たちは、今の場所に引っ越してくる前の4年間、
ここから、歩いて15分くらいのところに初めての居を構えた。

このお寺は、私たちのどちらの実家の宗派でもなく縁があるわけではないのだが、
その頃、よくここまで散歩した。


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私たちは通勤の便を一番に考えてそこに住むことにしたので、
実はこの辺には全く土地勘がなかった。
このお寺に初めて来たのは、多分、住んでから1年以上たってからなんじゃないだろうか。

たしか、休日にふと思いついて、行ってみようかと歩いてきたのだ。
大きな緑の木々の中、石碑やらお墓が立ち並び、お線香の匂いがする静かな石段。
まるでどこかの山寺に来たかのような錯覚に陥りながら、ひたすら登ってようやく上に着くと、
そこには突然、思いがけない大空間が広がっていた。

威容を誇るたくさんのお堂、どこから入って来たのか多くのお参りする人で賑わい、
なにかイベントがあったのか、観光バスが何台も出発しようとしていて、
そこには少年のような子坊主たちがたくさん乗っている・・・

後から、私たちが入ってきたのはいわば裏口だったことがわかったのだが、
なんだか天空の異空間が突然現れたようだったのを、昨日のことのように憶えている。

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それから、桜の季節や新年など、ここにはよく足を運んだ。
すぐ隣の区立の梅園には毎年必ず見に行ったものだ。

でも、引っ越してから、すっかり足が遠のいてしまった。



今日は折も折、お彼岸なので、お寺にはたくさんの人がお墓参りに集まっている。
お寺にはベンチがないので、遠くから歩いてきてちょっと休みたいのだが休むところがない。

それで、昔もよく行ったお寺に隣接する公園を歩いてみた。
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なんでだろう、さっきから写真を撮っていて気になっていたのだが、
タイ、あまり嬉しそうでないのだ。

ちょっと、パパが何かオヤツでもとコンビニを探しに離れたら、しっぽがこのとおり。
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あまりにも遠くまで来たから、なんとなく不安なのかな
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もうー タイ、ちょっとは笑いなよー
これじゃあ、楽しい遠足!って感じじゃないじゃんよー
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この公園、造設は結構古いらしい。
モダンな模様が入っている石門には「東京市」とある。
左の石門には昭和13年の文字が入っていた。
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そして、再び、お寺の中へ。
お寺の正面にまわりこんだら、楽しげな屋台が並んでいた。

「むふふー」
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さっきの公園では結局コンビニが見つからなかったため、渡りに船で、たこやきを購入。
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 「パッパチー、なーに、買ったのうー♪」
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食べるところを探しに探して、ようやく静かな出口の階段を見つけた。

         「うう・・・ママ、待ってたよう」
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        「むふー」
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         「むはー」
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よかった、よかった、タイ
これが、旅の重要な目的なんだもんね。


さて、帰りも難航が予想されるので、そろそろ帰り道につくか。
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お寺を出ると、川が。
あれっ そういえば、これ確か、うちの近くも通るN川だったよね?
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地図を確認すると、この川沿いの道を通って行けば、なんとうちの隣町まで直行じゃん
なぜに最初からこの道に気がつかなかったんでしょうか。

ということで、この道沿いを歩くことに。

道沿いには小さな広場が点在しているし、川の両側の道はいずれも一方通行で、
ほとんど車が通ることがなく、とても快適。
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ただ、さきほどから風がどんどん冷たくなってきてちょっと寒い。


歩いていると、昔よく見た景色にたどりつく。
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そうそう、この辺は、前住んでいた家からよく散歩しに来た場所だ。
この桜、満開の風景をよく憶えている。

あの頃、この辺に住み替えようかなんてよく物件を見に来たっけね。
あれから、ずいぶん時間がたったもんだ




そして、出発から40分くらい歩いたところで、
いつもの隣町おしゃれタウンの外れの町の商店街につく。

「むむっ パパ、どこ入ってんのう」
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「たいやきだー」
                「うお?」
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      「うふー」
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最後はさすがに、冷たい風の中けっこう厳しい道行きになり、
温かいたいやきがうれしい。


でも、N川沿いに歩けば、前に住んでいた場所にも歩いて行けるかもしれないね。


タイ、今度は一緒に、
あれから一度も行っていない、私たちの始まりの場所に行ってみようか。





迷い子、コアラくん

2014.03.19 23:56|by mom
河原の早咲きの桜はすでに見ごろを迎えている。
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でも、今朝は、寒の戻りなのか思ったよりも風が冷たく、
昨日までの気分で薄着で来たらちょっと寒い。

今日はきなこちゃんもしゅんちゃんもみんな帰っちゃったし、
桜の写真を撮ったら、タイもそろそろ帰ろうか

「えっ・・・」
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「やだ」
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ほらほらタイ、あんたどうせ桜には興味ないんでしょう。
ママ、寒いからもう帰りたいな。

「えー だってまだお友達くるかもしれないし」
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桜の足もとには大根の花がちらほら咲き始めている。
まだタイの足の長さくらいの花の丈だけど、春が進むにつれタイの背丈を越えて咲きそろうんだろう。

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「あっ・・・!」
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あっ フィちゃんがお出ましだ、後ろからパスティスも来るね。
あら、こんなにお友達が来たら、タイ、完全に帰るタイミングのがしちゃったよ




でも、歩いていたら、風は小止みになり気温もちょっとあがってきたみたいだ。
それでママたちとおしゃべりしていたら、
向こうから、だいぶ前に川上に去ったはずの蘭蘭ママがやってくる。

蘭蘭ママの足もとには、不審気な目をした蘭蘭が寄り添って歩く。
そして、蘭蘭ママの腕には、シュナウザーらしき知らない子が・・・?


聞けば、その子は、ひとりで川上の方でうろうろ歩き、
河原トイレの掃除の業者のおじさんの車から離れないので、おじさんが困っていたらしい。

蘭蘭ママはやむなく保護したものの、これから急いで出かける用事があるという。

                 「どした?おまえ」(↓居合わせたアリス・テディのお兄ちゃん)
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首輪はしているけど、迷子札はなし。
河原によく来るシュナウザーは、何頭かいるけれど、この子は誰も見覚えがない。
遠目でしか見ない、たまに来ているあの子じゃない?と誰かがいうが、
あの子は確か女の子、この子は男の子。


そもそも誰もシュナウザーに詳しくないので、純血シュナウザーなのかシュナウザーミックスなのかもよくわからない。
でも、歯を見ると、これは結構ご老体なんじゃないかと、フィオナママと意見が一致した。


とりあえず名前をコアラくん(仮名)として、蘭蘭ママから今日は比較的時間のあるフィオナママにバトンタッチ。
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                      (タイの予備リードを装着)


大人しくて、全般に人にも犬にも慣れている様子。
でも、やっぱりこわいのかよく見るとがたがたふるえているし、
緊張からか(どんな犬でもイチコロの)手作りジャーキーすら食べない。
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見通しの良い河原に飼い主らしき人はおらず、迷ったのか、それともご老体ゆえに捨てられた・・・?
みんなでそんな想像をしてとても悲しい気分になる。

でも迷い子なら警察に届けがあるかもしれないし、もしかしたらICチップが入っているかもしれない。

ということで、川下の出口から河原を出て、
タイとフィオナのかかりつけの動物病院によってから、交番へ行くことに。

・・・と、コアラくん、なぜか歩くことを拒否
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行きたくない?
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・・・と、そこにまるちゃんのママから電話がきた。
「そこに、シュナウザーのアッシュくんいない?」

なぬ? 
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なんと、川上の方で、シュナウザーのアッシュくんがいなくなって、飼い主が探していることが判明。

なんだー 君、コアラくんじゃなくてアッシュくん(11歳)かー
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まるちゃんちのわりと近くに住んでいるアッシュくんの飼い主は、
川上の高速道路高架下付近にいるとのことなので、一同、まわれ右して、反対方向へ。
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アッシュくん、おうちは川上の方だったのね。
さっきの「行きたくない」態度は雨散霧消、川上の方向へはりきって歩きだす
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「うおー オレんちこっちだー」
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(でもどっちかといえば、やっぱりちょっとコアラくんって呼びたい・・・)

いやー、よかったよかった
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なぜかタイも調子に乗って歩く
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・・・と、余裕が出てきたコアラ、じゃないアッシュくん、
タイに、        「ん?おまえ誰だ?オレ年上だぞ」
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でも、おかげでタイ、川上でアッシュくんを探していたまるちゃんとママに会う

「おおーっ」
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               「まるこーまるこー今日もう会えないと思ったよう」
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ようやく、ようやく、アッシュくん、お父さんと再会。

                               「オレ、怒られるかな」
                       「大丈夫よ、あたしが言ってあげる」
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なぜか、まるちゃん、アッシュくんの前を歩く。

アッシュくんの心配どおり、
昔気質のお父さん、開口一番「こらあっ!!」

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でも、お父さん、そうとう動揺していたのは見て取れた。
そりゃあそうだ、動揺のあまり広範囲を駆け回って探していたお父さん、
すっかり私たちからは行方不明状態になってしまって、保護したことを伝えられず、
アッシュくんの無事を知ったのはこの一瞬前のこと。




だけど、犬を迷い子にするのは、ほかでもない飼い主の責任。
魅力的なものに誘われたって、パニックに襲われたって、
それで迷ってしまった犬に、悪いところなんて全然ない。
人間社会の都合で飼われている犬の生命・身体を安全に管理する義務は、いつだって人間にあるのだから。

アッシュくんのお父さんだってそれはわかっているはず。
私たちだって、過信せずに気をつけなきゃいけないね。


・・・アッシュくん、無事でよかった。

これからも、昨日と同じ今日、今日と同じ明日、そうやって同じ毎日が続く幸せを祈ります。




試練の踏切

2014.03.15 23:39|by mom
いったん、春のページをあけた気分になると、寒の戻りはどうにもツラい。

春は三寒四温なんだってわかっているけど、
いくら寒くてももう真冬の寒さとは違うってわかっているけど、
「えー、もう春じゃなかったのー 話がちがーう!」
という気持ちになる。


明日日曜日は暖かくなるというから、ロングお出かけ散歩は明日にすることにして、
今日は休日のお出かけ散歩はなしにしよう、といいたいところだけど、
それじゃあタイの気持はおさまらない。

いつものように、お昼寝をするパパのそばで待機、
パパが目覚めてちょっと伸びをした瞬間、
「やったー パパ目が覚めた?覚めた?ぺろぺろぺろ」と、
パパ曰く『ものすごくかわいーく』お散歩をせがむ。


・・・ので、午後遅く、カメラのSDHCカードを買うついでに隣町おしゃれタウンへ。

        「えへ」
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おしゃれタウンに行くためには、うちからだと、二つの線路を越えることになる。
実は、タイは踏切が大の苦手。


どの踏切をわたるかはその日のコースによって違うのだが、
今日は、すでに、あっちの方に踏切があることを察知。
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大丈夫、大丈夫、タイ。
あっちの踏切は渡らないで、ここを曲がるとある線路の陸橋をくぐることで切り抜けよう。

          「えっ ママ、踏切渡らないね!」
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          「よかったよかった、めでたしめでたし」
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(しばらく歩いて陸橋をクリア)



しかーし、タイよ、
この先の踏切は絶対に渡らないといけないのだよ。

でも、ここの踏切は車が通れないようになってるし、電車が通るのもそう頻繁じゃないから、
タイ、落ち着いて渡れば全然怖くないよ

             「あーっ ここ踏切じゃん・・・」
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                        「やだやだやだーっ」
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こらこらこら
無駄な抵抗はやめなさい。あんた体重軽いんだから。
大体、この踏切は、もう何度も何度も安全に通ってるじゃん。


                      (↓観念した)                
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               (↓慎重に、慎重に歩く)
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しかし、タイ、いつも線路を半分ほど渡った時点で、
ダッシュ!
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渡り終わると、喜んで私たちに鼻タッチする。

  「えっへへー」
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タイは、基本的に散歩が大好きで、初めてのところでもはりきって歩き、
何かにびびって動けなくなったりパニックを起こすということはあまりない。

その中で踏切は数少ない例外で、とにかく渡るのがこわいらしい。

爆音を立てて通り過ぎる電車がこわいということもあるのだろうが、
最初のころ、おっかなびっくり踏切を歩いてレールに自ら前足をつっこみ、
「キャイーン(訳:わなにかかったーっ!)」と通りじゅうに響きわたる悲鳴をあげたことがあった。

レールのわだちの幅は十分大きく、前足は次の瞬間には抜けたし、何の問題もなかったのだが、
なんと、その次に渡った時も同じことをやった。

よく見て渡れば、なにもわざわざレールの中に足を入れることなんてないと思うのだが、
とにかく焦って早く渡ろうとするもんだから、そういうことになる。

それからは、さすがに少しは学習したらしく、最初は慎重に歩こうとするのだが、
後半どうしても我慢できずに走りだす。

で、つい最近もまた、同じように、つっこんで悲鳴をあげ、通り過ぎる人々の注目を浴びた。


人も車も多く混雑しているような踏切を渡る時は抱っこしちゃうという手を使うこともあるのだが、
できれば、踏切を克服してほしい。
この世でコワいことは一つでも少ない方がいいのだから。

   「むむむっ」
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(電気屋さんの前で待っていた)



帰りは、ちょっと違う道から帰ってみようということで、
いつもと違う路地を曲がる。

もう10年以上何度も何度も通った街だけど、
一本道が違うだけで、まだ知らない風景が出てくるのが面白い。

と、そこに、
               「ふ、踏切だーっ」
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そうそう、だってタイ、
2本の線路を渡ってきたんだから、帰りも2本の線路を渡らなきゃならないのよ。

               「えー やだやだ なんでー」
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ここは初めて渡る踏切かも。
メジャーな路線だから、もたもたしているとすぐにカンカン鳴って遮断機が下りる。

             「パパ、やだよー カンカンなってるよ・・・」
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ほらタイ、もうちょっと前で待ってないと、永久に渡れないよ

   「うう・・・やだー」
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                    「ぼく、ここが限界」
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(爆音を立てて電車が通る)
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                    「・・・・。」
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ほら、行くよ、タイ。

「うう・・・こ、こわいよー」
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        「うううう・・・」
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初めて通る踏切は、コワさの程度が違うらしい。
さっき通った踏切は尻尾があがっていたのに、今回は最初から微妙な角度で揺れている。

(やっぱり後半はダッシュ)
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「やった、やったーっ ママ、渡ったよっ!」
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よかった、よかったねー、タイ。
コワさの大きさと渡れた喜びの大きさは正比例するらしい。
タイ、こんなに喜びを勝ち取れるのなら、試練ってまんざら悪くないんじゃない?

(でも、早く踏切から遠ざかりたくてぐんぐん歩く)
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最後に、いつも寄るおしゃれタウンの外れの公園に入ると、
夕暮れに、小さな桜が咲いていた
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タイ、公園を夢中でふんふんしてたら、パパを見失う
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「ママ、パパいなくなっちゃった・・・けど・・・」
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   「あっ パパーっ」
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    「パパ、おやつ買ってきたんだねっ」
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「パパチー、ぼくにもそれくれないかな・・・」
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(おやつもらった後、甘える)
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帰り道、歩いていたら、5時のチャイムが鳴る。
5時でこんなに明るいなんて、日がだいぶ長くなったよなあ。
もう、来週末はお彼岸なんだもんね。


と、生産緑地の道路側に並木のように植えられている木がまるで桜のように咲いているのに気付く。
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えっ これ桜だっけ?
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ちょっとちょっとタイ、こっちのほうでよく見てみようよ

                    「やだー ぼくここのふんふんするー」
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いや、やっぱりこれ梅だなー 
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そういえば、梅の香りがふんわり薫る


満開のピンクの梅の並木道、
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今日も一日楽しかったね。



・・・しかし、実は、まだ散歩は終わっていなかった
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「・・・・・」(↓身を低くして電車をやりすごそうとする)
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ここはうちの近くの駅の商店街を通る踏切。
ここを渡らないと帰れないことは、タイもわかっているらしい。
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さっ 遮断機が上がったよ
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おうちに帰ろう




お蝶夫人またはキャンディ

2014.03.14 17:05|by タイタイ
「わたくし、本当の名前は、竜崎麗香。まあ、人にはお蝶夫人と呼ばれていますわね」
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「いやいや、やっぱり本当は、キャンディス・ホワイトっていうのよ、キャンディって呼んでね」
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「えっへへー」
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             「くぉらー タイー、あたしのことかわいいって言いなさいよー」
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まるこ、・・・かわいいよ。いつもいってるじゃん  「ん?」
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「今日は、あたしビューティーサロンに行ったばかりで、特別なんだけど・・・いつもかわいい?」
                       うん、いつもかわいい。(←断定)
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「うふー そうかー そうよねー」
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(クールちゃん、登場)

「えへー」
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               「まるこーかわいいじゃないかー」
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まるこ、やっぱりクールちゃんのほうがいいのかな
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                      (↓クールちゃん、すごすご退場)
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「ふんっ あたしの相手は藤堂さんか、アンソニーかテリイじゃないとだめなのよっ」
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                   えっ ぼく、ママにテリイって呼ばれたことあるよ
        「えっ」
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       「なんで?」        さあ・・・ かっこいいから?    
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「ふーん」 (まるちゃん、頭が混乱したので、行ってしまう)

            ほんとは、ママの前の犬の名前だったからなんだけどさ・・・  
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あっ きなこねえちゃんたち、来たっ
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きなこねえちゃーん、ぺろぺろぺろ
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(まるちゃん、今日はサロンに行きたての美しさが楽しめる希少な日で、大人気でした)
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春になると思い出す

2014.03.12 22:35|by mom
朝、河原に降りてふと見ると、
この間まで、ただの枯れ木だった枝に花が咲いている。

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これは枝ぶりからして、梅じゃなくて、多分、桃。

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ここに桃なんて、あったっけ?
いや、そういえば、去年、この辺でなんだか実がなっているとかなっていないとか言っていたような・・・


河原には野生の桃が時々見られる。

土手に並木として植えられている桜はともかく、
自生の桃は、花が咲く時期を過ぎると、それがなんの木だったか、すっかり忘れられてしまう。

でも、春になると、その存在を突然主張するかのように咲くのだ。



・・・今朝は突然、春のページがはじまったかのよう。

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ふんわり暖かい陽気が河原を包んでいる。

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「うおーまるこー」
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タイは、今週初めてまるちゃんと会ってノリノリ。
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蘭蘭とあんずもノリノリ。
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タイ、久しぶりのまるちゃん、良かったね
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                 「わーい、クールちゃーん」
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       「ぎゅわほー ぎゅるぎゅるー」
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(さっき川に入って大はしゃぎした後なので、超ゴキゲンのクールちゃん)

          「おっ なんだ、かわいいまるこちゃんじゃあないですか」
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「まるこおー かわいいぞー」(↓まるちゃん、無視)          (心配そうに事の成り行きを見守るタイ↓)
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「まるこお、おいらとどう?どう?」  「ん、なにか?」(←まるちゃんすっとぼける)
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                          「ふふん」
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(↑クールちゃん、まるちゃんに怒鳴られるのが予想されちょっとこわいので、これ以上は大事を取って回避)


「(内心)あーよかった、クールちゃんとまるこの線はなくなったぞ・・・」

                      「ま、別にいいのだー」(←大して気にしない)
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(再び)「ぎゅわおー ぎゅわぎゅわー」
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その後は、

しゅんちゃんが来て、
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きなこちゃんが来て、
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フィオナちゃんが来て、
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河原のいつものメンバーで、まるこの石投げ回りを鑑賞。
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ふと足元を見ると、気の早い菜の花が咲いていた。

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菜の花の黄色い光はまさに春そのもの。

今まで、春が早く来ないかなーってずっと思ってたけど、
春がこうしていよいよ見えてくると、
どうしよう、春が来ちゃう・・・!
というなんだかわけのわからない焦燥感のようなものに襲われているのに気づく。

子供のころと違って、通信簿もクラス替えもないし、学年が変わるわけでもないのにな

なにか、新しい風が吹くかもしれない春、新しい自分をはじめなきゃ、
なーんて、思っちゃう春。



でも、春が過ぎちゃうと忘れちゃうんだなー
結局。





*****
(おまけ)


ぽかぽか陽気の中、
最近オープンした河原の近くのコンビニは、秘密の花園の、まさに隣。

なので、秘密の花園で、プチ・ピクニック
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         「えっ おやつ出とる?」
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   「ぼくもー」
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季節がよくなると、散歩がなかなか終わらない

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あ、いや、別に冬の間もそうだったけね。




日差しと換毛期

2014.03.08 22:00|by mom
うちに、ようやく日差しが戻ってきた。
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晩秋から始まり、冬じゅう続いたマンションの大規模修繕で、
長い間、シートがかかり、日差しが遮られていた窓。

ようやく終わりを迎えることとなり、
久々の青空が見える窓から、日がさんさんとふりそそぐ。

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タイは、今日、パパと朝の散歩を終えると、
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もっぱらこの場所から動かない。


そういえば、去年の冬は、この場所のベッドがお気に入りだったのに、
今年は、ほとんど使ってなかったな
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ひなたぼっこが大好きなタイ。

でも今年はこの場所、ひなたぼっこしたくても日差しはないわ、
工事のおじさんたちが足場をいったりきたりするわで、
全然、寝ごごちがよくなかったらしい。

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ここのところ、真冬並みの寒さが戻ってきているから、
タイもぬくぬく暖かさが心地いいんだろう

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それに、タイ、今日はなんだかずいぶんと眠そうだ。

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・・・そう、
とうとう、とうとう、換毛期、はじまったらしい。

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ブラッシングすると、後から後から下毛が出てくる。
昨日までとは確実に違うこの放出ペース。

きっと、もう少しすると、
ダウンコートのどこかがほつれたみたいに、ぶわーっとでてくるんだろうな

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あれっ でも、タイ、
ちょっとずいぶん日を浴びて、毛が熱くなってるけど大丈夫?

「へえへえへえ」
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ほら、やっぱり暑いんじゃんよ

「えへへー」
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毛が熱くなるまで日を浴びたいのは、
換毛期に入ってなんだかちょっとむずかゆかったりするのかな

「むははー」
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と、おもむろに、立ち上がり、
日陰に寝に行くタイ。

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でも、いつの間にか、また
日を浴びて寝ている。

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「ぐー」
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部屋も明るくなったことだし、
修繕が終わったバルコニーはまるで新しくなったみたいにきれいだ。

冬の間、年末も年始も節分も、すっかりやる気がなくなっていた大掃除に整理整頓、
そろそろ、そろそろ、始めるか

「くかー」
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あ、でも、やっぱりタイの換毛期が終わってからかなー


「なぬ?」
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・・・なーんちゃってね



一緒に眠る

2014.03.02 23:27|by mom
ちょうど2年前の3月のこの第一日曜日、タイを迎える時、
外飼いの犬しか経験したことない私たちは、
「ベッドで犬と一緒に寝る」ということを想定していなかった。

でも、できれば、家族なんだし、わたしは一緒の部屋で眠りたいと思った


(2年前、うちに来た日の翌日のタイ)
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(体が小さい・・・! 顔は大きいけど。)


だから、新しく購入したバリケン(犬用ケージ)は寝室に置いた。
そこを、タイがベッドとして寝てくれたらいいなと思っていたのだ。


一緒の部屋で寝るということはすなわち心を許さないとできないことだから、
いきなりはできないだろうと思っていた。

実際タイがうちにやって来た当日、夜になるとタイは、リビングに設置したサークルの中に、
自分を守るように自ら入り、そこで寝た。

そして、その夜は私たちがサークルに近づくとなにやらぶーという重低音がひびく・・・
タイが、警戒して唸っているのだった。


おそらくタイもわたしもあまりよく眠れなかった翌朝、サークルをのぞくとまたもや重低音・・・
それでも、とにもかくにも朝の散歩をしなきゃということで、
わたしはサークルに入りこみ、なだめながらハーネスをつけて、雨の中散歩に出た。
思えば、わたしも無我夢中だった。

(うちに来て、1週間目の写真)
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(後ろ足がほそい!)

(うちに来て、3週間目の写真)
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(なんだか、いたいけな子犬の感じが残る・・・)


でも、その散歩から帰ってきて、ごはんをあげたら、タイは態度が一変した。
表情はすっかりおだやかになってわたしの後をついてまわり、目の前でお腹を出して眠った。

(その時の写真)
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そしてその後午後30分くらいの買い物の外出から戻ると、しっぽをぶんぶん振りながら飛びついてくる。
わたしはそんなタイの歓迎の様子に目を疑い、
「えっ も、もしかして、あんたテリコン(昔飼っていた犬の名前)?テリコンだったの?あたしのこと思い出したの!?」
と思わずタイに聞いてしまったのを覚えている。



翌日早朝。

前日と同様、タイは自らサークルに入って寝ていた。
夜が明けてあたりが明るくなると、目覚めたらしく、サークルから出て、かたかたフローリングを歩く音が聞こえる。
と、思ったら、私たちが寝ている寝室の入口をみつけ、
「わーっ!ここにいたーっ!」
とばかりに喜びいさんでベッドに飛び乗ってきた。

私たちは、そのタイの喜びように、びっくりしながらもとても嬉しかった。
想定外の「ベッドに犬が乗る」という事態だったが、
それを拒否することは、とてもできなかった。


その日以来、タイは私たちのベッドがお気に入りになった。

(うちに来て2週間目のタイ、やっぱり多少の遠慮が見られるような・・・)
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リビングで寝て、明け方にベッドに飛び乗ってくるということを2週間くらい続けていたが、
とうとうそのうち、夜私たちが寝る前にベッドに乗って、そのままリビングには戻らなくなった。

(以下、本日のタイ)
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さすがに、タイが乗っているとベッドが狭くなるので、
急きょ、窓際にタイのベッドを設置、
今に至る。

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       「パパの動きを注視」
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       「パパ動かん」
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  (そのうち)「ZZZ・・・」
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2年前のあの日、知らない家に突然連れてこられて、
タイはさぞかし心細かったろう。

でも、九死に一生を得て、預かりボランティアのファミリー、最初のトライアル先など
(※タイは当初別の里親のもとで2週間程度トライアル期間を過ごしていますが、先方の事情により中止となったいわゆる出戻り犬です)
短期間にいくつかの家を経験することで、
今度は目の前にいる、わたしが、自分の命綱になったのだ、と理解するのも早かったと考えられる。

でも、預かりファミリーの家では、決してベッドにはあげず階下のサークルの中で寝ていたというし
最初のトライアル先でもタイが好んでベッドにあがったという話はないようだったから、
なぜ、タイが私たちのベッドに喜んで上がってきたのかはわからない。


でも、タイは、私たちと一緒に寝ることを自ら望んだのだった。



(いったん、寝室の外に出て洗面所でごそごそしていると思ったら、派手な音を立てて寝室に駆け込む)
「あっ タイ、なにやってんの!」
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「くつした、いたずらーーっ!」
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「がおー」
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「ぺろぺろ」
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「がーっ」
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「こらー」
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(ふたりで騒いでいると楽しそうに聞こえるらしく、リビングでテレビを見ていたパパ参戦)
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(結局、かわいがられる)
    
         「えへへー」
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タイがうちに来てちょうど2年。
夢のようにあっという間に時が過ぎた。



(一緒にお昼ごはん)
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(食べてるそばから、タイが食後のデザートを要求)
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   「ママ(犬の)おやつくれたから、次はパパのおやつ、くれくれくれ」
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なんだか、2年前のあのいたいけな感じは、全然なくなっちゃって、
ただのちゃっかり坊主になっちゃったけど、
それはつまり、本人が、うちの子として何の疑問もなくここにいるということにほかならない。


(ごはんもおやつも終わって一段落)
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    「あっ・・・!」
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          「パパ、お昼寝だねっ」
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          「パパ、お昼寝終わったら、お散歩行くんだ」
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          「まだかな まだかな」
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                (パパの目線からお送りします)

           「じー・・・・」
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            (休日、パパはいつもこの視線を感じながら昼寝をしなければならない)



タイがうちに来たのは1歳そこそこだったと思うけど、
今となっては、もう子犬のときからうちにいるのと、そう変わらないなあという気がしている。
多分本人もそんな気なんじゃないだろうか


(外は雨だといい聞かされて、ちょっとあきらめた様子)
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夜、寝るとき、最初こそ、タイは自分のベッドで寝ているが、
明け方には必ず隙あればわたしの足もとにすべりこむ。

もーう、じゃまだーとかいいながら、
結局どかさないでそのまま寝ているのは、結局わたしはタイを感じながら眠るのがうれしいのだ


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2年前、心細い気持でここに来たまだこどもだったタイ。
今や私たちに全身を預けて眠る。


そして、私たちは、この異種の小さな生き物が、寄せてくれる信頼をかみしめながら眠る。

同時に、この異種の小さな生き物と、人生を分かち合える幸せをかみしめている。





(おまけ)

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タイの「お散歩行く?お散歩行く?」のプレッシャーに負け、
パパ、雨がざんざん降る中、いつもの夜散歩より早く、夕方、お散歩に出かけました。