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Taitaimom

Author:Taitaimom
2012年3月、保護犬のタイ(当時推定1歳)がうちにやってきました。
そこから始まる、タイとわたしたちの暮らしのあれこれについて。

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いちめんのなのはな

2016.03.30 23:41|by mom
「なんでオレだけ、こんなところに・・・」
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と、歩みが遅いタイを急かし、
みんなと分かれいつもの河原のちょっと先の中州までやってきた。

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菜の花の向こうに電車、先日、偶然この場所を見つけて、
よく晴れた今朝、どうしてもこの構図が撮りたくなっちゃったのだ。

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今年の春は、いつもより河原に菜の花が多く咲いている。
前年の気候やら増水状況やらで植物の生態系が変わるので、毎年、春の風景は少しずつ違う。

「えへへー」
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「おほほー」
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「オレ、モデル犬の才能アリー」
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うん、まあそうともいえるけど、
でも、タイはいつもなんだかそうやって座っちゃうんだよね。
犬は犬らしく、本当は走ったり飛んだりしている姿が美しいのではないか、と・・・?

       「では、ご要望にお応えして、てけてけてけ」
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       「むむむ?」
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       「あっ あっちに怪しいヤツ!?」
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いやいやいや、タイ、向こうの上の公園の豆粒みたいな人に一々反応しなくていいから。


上界の電車の音、ハイウエイの音は遠く、
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あたりは静かな水の音

あたりは一面の菜の花
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山村暮鳥の詩の世界。


「あともうちょっとかな」
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(結局、また座っている)

「もうちょっとしたら、みんなのところに戻れるんだ」
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はいはい、わかったよ、タイ、
もうこれで充分写真撮ったから、みんなのところに戻ろうか。


なーんて言って、戻りかけたら、なんとまるちゃんがそこに。
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タイ、まるちゃん迎えに来てくれたよー

「うほー」
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「えへー」
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そうこうしていたら
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いちご、登場

「センパイッ おはようございますッ!」
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いちごママの話によると、この中州はコアジサシの繁殖地だからあさって4月から8月まで立ち入り不可らしい。
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よかったよ~やっぱり今日来ておいて。

(ただ、その掲示はニュータウン造成前の古い看板らしいから、
造成工事ですっかり掘り返された今でも有効なのかわからなかったりもするらしい。)


さあ、じゃあタイ、帰ろう
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ほらほら、まるちゃんも帰るってよ

って、まるちゃんを追いかけてみたら、
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楽園のような風景の中、なんだかシシ神さまみたいな後姿・・・





河原の恵み・楽園鍋

2016.03.29 23:14|by mom
「また来てるよ、あの人たち、うちに。もう慣れたけど。」
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「えへー」
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「あははー」
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「・・・・。ノーコメント」(←一番来ている)
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さてさて、もはや一々ブログにするまでもなくなってしまったくらい、日ごろからお邪魔しているみみこんち、
本日は、ちょっとイベント気分の盛り上がりで、朝散歩の後に押しかけた。

「もうぼくたち十分河原で遊んだんだけどね」
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そのイベント気分とは、今日のランチメニューにあり。
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それは、みみこママのお手製の蒟蒻、(←田楽にします)
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ではなく(いや本来それも充分イベントになるとは思うのだが)、

なんと、鴨とクレソンの、通称「失楽園鍋」
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クレソンは河原産、実はあるポイントにたくさん自生していて採り放題なのだ。
ちなみにセリも自生、さっかくなので今回それも入れちゃう予定。

「まあ、前から生えてる生えてるって聞いてたよね、今さらだけどね」
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そう、聞いてはいたんだけど、採取実行者は一部にとどまっていた。
しかし今年はなぜか、河原わんこ仲間に広く、大ブーム中。

「今日の分はあたしがひとりで摘んだのよ、もう疲れちゃったんだから」
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(摘んだのはまるちゃんでなく、あくまでもマルママ)

         「まめちゃん、もう足は大丈夫?」
「うん、まあ大丈夫な時と大丈夫じゃない時とボク的に都合よく使い分けてる」
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(まめちゃんは先週金曜日、左前足裏の毛母種を切除したため河原学校をお休み中)

「ところで、みなさん、残念なお知らせがあります」
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「本日、遅配により午前中届くはずの鴨が届いておりません」

「まじかー」
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って、あんた、言う権利なし。

で、みみこママが近所の高級スーパーにひとっ走りして高級豚バラとロースをゲット
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そして、汁を旨塩味に変更、

「いやこれ間違いなく充分美味しいっすよ?」
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「わくわく」
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「ワクワク」
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「ガーン、なんであたしだけ出禁!?」
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(みみこ、パワーありすぎるため台所で待機)

「わくわーくっ!!」
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しかし、期待しているところ悪いんだけど、残念ながら、犬のみなさんはもらえないのだった。

鍋をしばし待つ間、みみこママが仕込んでいたわかめキュウリサラダ、うまし。
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そして、裏メインメニュー、筍の炊き込みご飯が炊きあがりました
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しかし、失楽園鍋、もとい、河原の恵み・楽園鍋のこのうまさよ!
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河原のクレソンは全然クセがなく、とても食べやすいのだった。

       「なにようなによう」
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          「もおー、アタマきたー」
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やけっぱちになっている方、約1名。

「まあーいいかーこれで」
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(↑ママにとってもらった)

「ぼくもうあきらめてるし」
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(↑っていうか本当はおなか減ってない)

まるちゃん、今日はやたら眠いらしい
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常時おやつを追い求めるシニアのおふたり
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 「やるか?」 「やるか?」
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 「その枝狙い!」「取れるもんなら取ってみ」
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    「うしっ」 「むしっ」
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若いふたりは小さく遊びだす

そして、このふたり、
タイが寝ているところに、無理無理わりこんでいくまるちゃん
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        「あたし、ここに寝たいわけよ、でもタイどかないし」
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                   「ま、いいか、タイがいても」
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「・・・・。」
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で、ふたりくっついて寝る図
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退屈したみみことめもはとうとう庭で走り出す
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「うしょー」 「ぎょぼー」
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すると、突然タイが走り込んで、

「こらこらこらっ!めもっ やりすぎちゃいかん!」
              「えっ・・・あたし?」
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公安委員長としてストップにかかる。しかもみみこでなく年上のめもを止める。

                「タイちゃん、大丈夫よ、あたしたちいつも遊んでるんだから」
「そうだよおー、これあたしたちの遊びの流儀なんだから」
                        「え、そうか?」
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タイ、場の空気を見誤ったことを悟るのだった。


犬そっちのけで、とにかくみんな夢中で食べた河原の恵み・楽園鍋
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たいへんおいしゅうございました
ご馳走さまでした。


*****


後日、届いた鴨

鴨鍋食べたさに、
クレソンとセリを大量採取して再び集合したのは、それからたった三日しかたっていない午後
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しかしもうこれが美味しいのなんのって
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小説読んだときは、鴨とクレソン鍋なんて気取ってるなーと思ったけど、
醤油ベースに鴨のコク、もうどこまでも永遠に食べ続けられる美味しさです。





春本番へ

2016.03.21 23:47|by mom
お彼岸の連休、せっかくのよい天気なので、家族久しぶりのご近所ロング散歩へ。

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行先は、4キロくらい先の農業公園「フラワーランド」
フラワーランドなんて大げさな名前がついているけれど1500坪程度の小さな区立公園だ。
桜の見ごろはまだ先だけど、きっと春のお花が咲き始めているのじゃないかと思って、
お弁当を持ってやって来た。

すっかりおなかが空いていたわたしたち、
入り口すぐのところでお弁当を食べて一段落したので、
タイとパパチーを置いて、ちょっとお花の写真撮ってこようかな

「なんですと!」
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なんて言っているタイを置いて、

花壇の春の花を撮る
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ま、力入れて行先決めてきたわりには、別になんてことないかな
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春爛漫まではまだちょっと時間がある感じ
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なんだか一瞬、向こうで爆吠えの声を聞いた気がするし、
心配なので、そこそこに戻ることにする。

「こらー、ママなにしてるー」
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といいつつもそのあと体くねくねさせてしっぽ振って喜ぶので、
横を歩いていたおばさんに
「まあかわいいわねえ、あんなに喜んで」と言われる。

    「よーし、張り切って行くぞう」
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はいはい、そうだね、一緒にいても花の写真くらいとれるもんね
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  「えへへー、ぼく、花よりもかわいいよう」
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うーん、ところでやっぱり水車って絵になるなあ
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あっこらこらそんなところの水、飲まないよっ
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まったくまったく、やっぱり所詮犬だねえ

  「なんですとっ」
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  「しかし、今日はいい日和だあ」
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  「余は満足じゃぞ」  
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タイ、嬉しそうだね

           「うほー」
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久しぶりのロング散歩、ちょっと寒いくらいかなと思ったけど、
歩いていると陽ざしが暖かくちょうどよい。
タイにとっても暑くなく寒くなくぴったりのお散歩日和だ。


そして、このまま帰るのもなんなので、すぐそこにある大きな都立公園まで足を延ばす
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もうそろそろ春本番、
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行楽シーズンの到来、
またみんなで今年も楽しく過ごそうね。



タイの再会とオルちゃんの旅立ち

2016.03.20 23:17|by mom
「タイ、これから実家のおかあさん来るよ、ほら、はなこおかあしゃん、タイわかる?」

          「えっ?」
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今日は、はなこさんが近くに来たついでに、河原に寄ってくれることになった。
はなこさんは、保護団体ちばわんの預かりボランティアで、
身寄りのなかったタイを保健所から引き出し、3か月間預かってリハビリをしてくれた、文字通り命の恩人だ。

タイがはなこさんのもとを巣立って4年、最後に会ってから2年半経つ。
タイはちゃんと覚えているかな

わたしが「あっちからくるよ」と言ったので、まるちゃんとふたり、意気揚々と歩いていくタイ。
誰かが来るってことはなんとなく予期している。

                「ん?」
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(↓はなこファミリー)       「誰だーオマエー!」
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あーあ、タイ、なんて罰当たりな・・・吠えちゃってるよ・・・

はなこさん、今預かっているオルちゃんが、
ここからほど近い、河原の先のニュータウンのちょっと先の街にお嫁入りが決まったので、
今日は、そのお届けに来たのだった。

しかし、タイは、多分、知らない黒犬オルちゃんが「俺の河原」にやってきたとしか見えていない模様。

すると、はなこさんが一歩進んで

      「タイターイ!」     「えっ!?」
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タイ、足が止まる。
躊躇せず進むはなこさん。

        「タイタイ・・・」  「え?」   
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「だれ!?」(←なんだかわからないまるちゃん)   「ああっ!!もしかして・・・」
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タイ、わかったらしい。
2年半ぶりの再会、はなこおかあしゃんにしっぽをふって喜ぶ。

    「じゃあ、じゃあそちらは、おとうしゃんとむー子ねえちゃん!?」
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                   「違うぞ違うぞ」
             「あんただれだれ」
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いきなりふたりのおじさんおばさんに誰何されるオルちゃん1歳。

こらこらタイ、オルちゃんまだ子供なんだから威張らないよ

            「むむう・・・ここは『俺の河原』なんだから行儀よくしないとだめだ」
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ちょっと心配してかがみこむはなこさんに
        「はなこおかあしゃん、ぼくねえ、立派な大人になったんだよ」
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自分があくまでイイコに成長していることをアピール。

         「でもでも、オマエだれだ」
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                 「子供の女だ」
         「そうね、子供だわ、でも態度は悪くないわね」
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ふたりの刑事にいわれのない取り調べを受けるオルちゃん、
さすが犬慣れしているオルちゃん、知らない(多少無礼な)年上の犬に対しての態度は完璧です

でも、そこまで平身低頭しなくても、さくっと挨拶してそのままおとうしゃんの陰で知らんふりしていてもいいんだけどな

やっぱり、激動の時期を乗り越えてきたオルちゃんだから、
常にその場その場で全力で受け入れてもらおうとしちゃうのかな

               「ママ、そしたらむー子ねえちゃんはどこ?」
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「なんではなこおかあしゃんたちと一緒にこの子がいるんだ?」
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「だって、あたしずっとここの家族と群れでいたんだもん、むー子さんだって他のみんなだってすごくやさしくしてくれたよ?」
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「むむう・・・どういうことだ、納得いかん」
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  「おとうしゃん、むー子ねえちゃんは元気ですかあ?」
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「ああ、せっかくの再会、なんだかちょっと色々納得できん」
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タイ、オルちゃんの存在が気になって、はなこおかあしゃんたちとの再会を手放しで喜べない様子。

   「えーと、あなたはまるちゃんって言うんですね」
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一方で、オルちゃんは、着々とこの場の空気に適応中。
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こうして比べると、やっぱり若いなあ、タイも4年前はこんなに若かったのかあ
タイもまるちゃんも、いつの間にか年輩者になったなあと思わずにはいられない。

              「えっと、そしたらあなたはわたしのお兄ちゃんにあたるんですか?」
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「違わいっ オレはお兄ちゃんなんかじゃないぞっ」
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タイ・・・なんて大人げない・・・

                  「スミマセン、それじゃああなたはわたしの・・・?」(一段低くなって聞く)
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                      (オルちゃん、期待に満ちた目↓)
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「えーと、えーと」(←実はわからない)
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緊張感を察して、おとうしゃんに静止されるオルちゃん
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「なんだなんだ、こいつおとうしゃんのいうことちゃんときくイイ子じゃないか・・・」
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タイ、わからないことを答えずに済んでほっとする。

「うーん、じゃあこの人たちとわたしはいったいどういう関係になるのかな、わからないなあ」
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「そもそも、わたし、むー子ねえちゃんたちと別れてひとりで連れてこられたんだけど、これからどこに行くんだろう」
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「ちなみに、あたしはもう、事の次第を大体理解したわ」
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すっかり気が済んで、ひとり離れて悠然とくつろぐまるちゃん。

オルちゃんが、動物愛護センター(いわゆる保健所)から引き出されてはなこさんのところに来たのは、
昨年の10月下旬。
その時は、まさに野犬の子そのものの状態だった。
(詳細は、はなこさんのブログ→ヨモギダイフク

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それまでおそらく人とほとんど関わってこなかったために、部屋の隅でひたすら気配を消す状態。
しかし、はなこさんをはじめファミリーの日々たゆまざる努力で、
薄紙をはぐように、時には大きく階段を上るように、
新年を迎える頃には、ちょっと物慣れないところがあるものの、普通の家庭犬に変貌を遂げた。

わたしははなこさんのブログで、その様子をリアルタイムで読んでいたのだが、
こんなに小さな犬が、自分の生き方、価値観を変えていく決心をする過程に胸打たれた。

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しかし一方で、預かりファミリーの地道な努力と苦労はなみなみならず、
誰にでもできることではないということがよくわかるものでもあった。

そういえば、以前テレビで野犬の人馴れしていない子犬姉妹を、
人気タレントが面倒を見るという番組があったけど、ほんの子犬だったにもかかわらず、
いつまでもいつまでも馴れずに(番組意図とは逆に)人を拒否したまま大人になってしまっていた。
番組は「所詮犬、しかも子犬なんだからそのうち馴れる」と高をくくって、安易に企画をしたんだろうなあという感じだった。

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野犬を人馴れさせるのはそれがたとえ若い犬でもそう簡単なことではない。
しかし、愛情と忍耐、適時適切な世話があれば、人に対しての信頼を構築することができると身をもって示してくれたオルちゃん。
そして、やればできるんだなあーと、こちらもまた身をもって示してくれたはなこファミリー。

オルちゃんは、今や見ず知らずのわたしたちが触っても嫌がることなく気持ちよさそうになでられる。


で、オルちゃんがあまりにも可愛いので、マルママが頭を撫でていると、
突然まるちゃんが割って入ってきた。
        「ちょっとちょっとママー!」
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        「ママ、今なんだかこの子に心が動いたでしょっ」
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        「こらー、あたし妹はいらないからねっ」 「うわっ」
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ママにおっかぶさるまるちゃん

        「ママはあたしだけで十分よーっ」 「うわわーっ」
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さらにダメ押しする

まるちゃんがこんなヤキモチみたいな態度を示すのは珍しい、っていうか初めて見た。
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もしかして、まるちゃん、
オルちゃんが今、本当の飼い主との絆がまだ結べていないという状況を見抜いていたのかな
そして、この瞬間、マルママの心がオルちゃんについ動いたのを敏感に察したのかもしれない。

マルちゃん、あいかわらず恐るべし。

ちなみに、タイ、
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だんだんオルちゃんを受け入れる気持ちになってきた模様。

      「なんだオマエ、もしかしてこれから新しいパパママのところに行くんじゃないのか」
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               「そっかー、じゃ、これからちょっと色々慣れるまで大変だな」
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               「ま、でも大変なのはお互い様だからな」
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タイ、あんたなんだかずいぶんと偉そうだね


でも、オルちゃん、
よく見ていると委縮しすぎることなく意外に飄々としているところもあって、
もともとは明るい天真爛漫キャラなのかもしれないな
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そして、いつの間にか群れ感を漂わし始めるみなさん
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しかし、そんな穏やかな時間も束の間、
オルちゃんは、新しいおうちとの約束の時間がせまっていた。

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さあ、オルちゃん、
新しい一歩へと踏み出すための、この道が最後のお散歩だよ。

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おとうさんとおかあさん、これまでの半年を振り返り万感の思いがあるだろうことは、
後姿でひしひしと伝わってくる。

                     「えへっ」(←その横をフラフラ歩く元保護犬s)
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そういう思いの上にあんたたちの幸せはあるんだね


河原の出口まで3にんを見送ったら、
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その場からしばらく動かないタイ
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    「おかあしゃん、泣いてるみたいに見えたけど」
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そうだね、タイ、きっとオルちゃんの幸せな出発を思ってのうれし涙だよ
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だから、行こう?向こうでまるちゃん待ってるよ

            「うん・・・そうだね」
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太古の昔に狼から分かれた犬、
せっかく犬に生まれたんだから、みんなそれぞれ、人と強い絆で結ばれて、
愛情と信頼に包まれた生活を送ってほしい

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         「タイ、なにしてんのー、こっちこっちー、楽しいよう」
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            「うふふー、ママ、タイ来たし、ここでもういっちょ踊ってかな~い」
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今日、新しい門出のオルちゃん、これからの長い一生、たくさんの幸せが待っていますように。

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オルちゃんと一緒にこれから人生を歩む新しい家族も、たくさんの幸せに恵まれますように。

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続きの空の下、お祈りしています。



犬とのつきあい方は

2016.03.17 23:28|by mom
タイと一緒に暮らし始めて4年、タイが少年から壮年に成長するのにつきあってきたけれど、
最近思うのは、
人と犬とのつきあい方は、人と人とのつきあい方に似ているのではないか、ということだ。

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犬はそれぞれ個性があるけれど、人ももちろん、それぞれ個性がある。
人が人とつきあうとき、そのありかたというのは当然、
自分と相手の個性の組み合わせにより多種多様になる。

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でも、自分のことを考えればわかるように、
人は、みんなそれぞれ「人とのつきあい方」のクセみたいなものがあるように思う。
それは、自身の性格によるものに加え、これまで生きてきた経験により培われてきたものもあるだろう。

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だからそれはその人固有のあり方であって、いい悪いではない。
誰かのやり方がうまいからといって、それをそっくり真似られるものではないし、
自身無自覚の部分だって多いだろう。

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そして、そのあり方というのは、その人の犬とのつきあい方にもかなり影響するものではないかと思う。

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もちろん、時代や地域によって、犬というものの社会的位置づけというか、
文化的背景が異なることがあるので、一概に比較できないとは思うのだが、
少なくとも、現在のこの日本、東京において犬を飼っている人たちに関して言えば、
犬とのつきあい方は、その人の人とのつきあい方と、かなりリンクしているのではないかと感じずにはいられない。

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一緒に暮らす以上、犬は自分の意思を通じさせる必要がある相手だ。
一方犬だって間違いなく自分自身の意思を持つ。
そういう相手に対しての接し方は、やはりその人の持っている他者との接し方の方法に影響されるものだろうと思う。

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だから、たとえば、「犬のしつけ方」なんていうのも、
結局、誰にとっても絶対的に正しいという方法論や間違っている方法論なんてない。

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その人自身の持っている個性によってさまざまなありようがあるのではないかと思う。

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わたしに関して言えば、
人間関係においていわゆる体育会系の絶対的上下関係は好まない。
だから、犬との関係においても、あまり主従関係を強調するやり方には違和感があるし、
そういうやり方を誰かに指導されたところで心情的に無理がある。

でも、人によってはそういう関係が心地いい人もいるだろうし、
他者に対していつも自然とそういう態度になる人もいるだろう。
そういう人は、自分の犬ともそういうつきあい方が向いているし、それでいいのだろうと思う。

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ただ、忘れてならないのは、
犬とのつきあい方において、わたしたち人間の側の個性だけでなく、犬自身の個性もちゃんと見極めなきゃいけないということだ。

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人側が体育会的上下関係が苦手、といっても犬側がそれを求める場合もあるし、
その逆のケースもある。

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人と犬は決して対等ではない。
犬はその生殺与奪の権の一切を人に握られている存在だ。

犬は自分自身の生活環境を一切選べない。
生かすも殺すも飼い主である人次第、だからこそ、
人は、犬それぞれの個性につきあい、合わせ、幸せにしてあげる義務があるのだろうと思う。

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そういう意味で、相性というのは大事だなあと思う。

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人との関係がそうであるように、人と犬とも相性というものがある。
日々の暮らしでお互い求めているものが一致するということはとても幸せなことだ。

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でも、不幸にしてそれがまるで一致しない関係もある。

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また、いくら概ね相性があっているとはいえ、100%合致するということはあり得ず、
何かしらそぐわないところはあるものだ。
資産負債バランスの問題と同じで、いいとこ取りはできないということもある。

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だけど、
人はそのギャップを正しく認識し埋め合わせるべく努力していくことはできる。
自分の犬がどういう性格で何を求めているか、よく見て、考えることができる。

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そして、犬はその努力を敏感に感じ取るだろう。

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犬はみんな、飼い主のことが大好きだ。

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それはいつでもどこでも見ていて切なくなるほどだ。

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おそらく、犬のどんな行動も
わたしたちの心に添うべく心を砕いている結果なのだろうと思う。

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犬たちはいつも、わたしたち以上にわたしたち人間のことを考えている。




同世代、竹馬の友

2016.03.12 23:50|by mom
「みなさま、ご無沙汰しております、蘭々です。すっかり美犬になりました」
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土曜日の今日、いつもは早朝散歩の蘭々がちょっとゆっくりしていて、まるちゃんの石投げ回りを見学している。

「ママ、踊るよっ さ、拍子とって!」
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「まるこ、かっこいいぞー」
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「よしっ もういっちょいくかー」
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「まるこ、今日はなんだかはりきっとる」
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河原にはたくさんの犬たちが遊びに来るけれど、やっぱり気の合う同士が自然に集う。

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気が合うってどういうことかなーと考えるのだが、

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第一はやっぱり年齢だ。

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遊びたい盛りに一緒に遊んだ仲間は、今こうしてあまり遊ばない年齢になっても気心の知れた竹馬の友として友情が続くらしい。

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特に、タイが4年前河原に転校してきた時最初にいたメンバーは、
タイにとって、まるで河原のオリジナルメンバーとでも呼べるような位置づけにあるように思える。

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このオリジナルメンバーは、いうまでもなく、その昔、幼稚園の先生のような役割を果たしていたきなこちゃんを中心としていた。
「きなこ組」ともいえるかな
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今、蘭々は、ママが忙しくなって河原に来る時間が早くなり、特に冬の間はほとんど会えないのだが、
たまに会っても「きなこ組」感は薄れることがない。

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河原に毎日来ている蘭々の匂いを彼らはちゃんとかいでその存在を感じているんだろうと思う。

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「おやつ、整列っ!」
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(↑レイちゃんも、遅れてやってきたきなこ組)

あの頃、若い保母さんみたいだったきなこちゃんは6歳の終わり、
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タイたちは5歳を過ぎ、蘭々は4歳。
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あの頃はきなこ先生と生徒たち、ずいぶん差があったように思えたけど
今思えば遊びたい盛り、みんなほぼ同世代だったんだなあ

「あっ きなこねえちゃん、くるみ見つけてるっ」
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「ぼくもー」
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ま、先生と生徒、その関係性は今も昔もあんまり変わらないみたいだけど。

            「ねえねえ、タイちゃん、ところでまるちゃんとはうまくいってんの?」
  「えっ」
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             「タイちゃん、もっといろいろ駆け引きとかした方がいいよ」
   「えっ」                
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              「だからさあ、ごにょごにょごにょ」
      「ふんふんふん」
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「なによ、タイ、なんか蘭々と仲良さそうじゃん」
               「えっ そうかなっ えへ」
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「えへ?ってなにそれ」
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               「・・・ね?ほらちょっとしたことで違うでしょ」
    「ほんとだー蘭々天才!!」
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                 「うふふーまるこやっぱりぼくのこと好きなんだね♡」
      「はああ?」
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  「なんかなんだか知らんけど」
              「うふふっまるこ照れとるー」
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「今日はいい日だー」
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みんなでごろごろ、日がなお相撲した日々は遠くなっちゃったけど
これからもずっと、仲良く、楽しく過ごせる河原でありますように。



霧の朝、河原の学校が始まるまで

2016.03.08 23:42|by mom
河原では早くも野生の桃の花が咲き始めている。
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いつもよりちょっと早く来た今朝、
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みんなが来るまでにはまだちょっと時間があるなあ、ということで、桜撮影中。

「ママ、なんで早くなんか来るんだ、オレ、ヒマじゃんか」
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なに言ってんの、タイ、
昨日夕方散歩が早く終わっちゃったから、タイがおしっこ我慢してると思って早く来たんじゃん。
そうでしょう?

「えへー、そうだったそうだった」
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昨日一日中降っていた雨のせいか、早朝に濃霧が発生、
温かい春の空気があたりを包む。
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なんて言ってたら、早起きの、
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コータ、ユーキ

そしてキータ、三きょうだい登場。
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わやわやおやつをもらって、
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ユーキちゃん前進しまくりでピント合わせ不能。
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コータくん、一瞬の奇跡でピント合う。
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そして、わやわや三きょうだいがつむじ風のように去った後は、

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再び、河原がシーンとする。

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しかし、この早咲きの桜、
こんな暖かい日が続いたらあっという間に散ってしまうんじゃないだろうか。

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すでに満開に近いけど、
3月の上旬じゃ、まだちょっと花見をする気分にならない。


「ママ、まだ誰も来ない?」
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来ない来ない、
大体、そんないちいちわたしに聞かないで、自分で見てなさい。

「へーい、・・・ん?」
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あれっ ほら来たんじゃない

                   「うおおーきなこねえちゃーんっ」
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                        「きなこねえちゃあん」
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          「きなこねえちゃあん」
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             「ききききなこねえちゃあーーん」
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          「きなこねえちゃあーん」(←しつこく離れない)
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          「きなこねえちゃあああん」
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よかったね、タイ。
これでようやく、河原の学校が始まるね。




うちの子記念日に

2016.03.04 21:53|by mom
今日は、「うちの子記念日」だ。

4年前の今日、タイはうちの子になった。
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4年間はあっという間に過ぎた気もするし、
4年前はずいぶん昔のことのような気もする。

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4年前の今日、タイがうちに初めて来て、預かりボランティアさんが去った後、
タイひとり、ぽつねんと部屋に残された時のことをよく覚えている。

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頼りない表情をしたタイを見て、わたしの脳に突如スイッチが入った瞬間だ。

この子にはもうわたしたちしかいないんだ、と思った。
そして、この子を全力で幸せにしなければと思った。

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それは多分わたしの中の「母性本能」のスイッチが入った瞬間だった。
今でもその瞬間を思い出すと、まるで頭の中で「パカッ」と音を立てたように思えたりする。

しかし、わたしがそう思っただけでなく、
タイの方も、「これからはこの人たちが自分の命綱なんだ」と理解し、
自分の親として信頼を寄せるようになるのに時間はかからなかった。

そして、わたしたちは家族になった。

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思えば、
異種の生物どうしにもかかわらず、
わたしたちとタイは、何の違和感も感じずに同じ群れの仲間、家族になり、
タイを自分の子供だと思うように、タイだってわたしたちを自分の親だと思うこの不思議。
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可愛がれば可愛がるほど、
それをそのまま、惜しみない愛情で返してくれる。
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そんな笑顔を見るたびに、
犬ってわたしたち人間にとって、なんてかけがえのない、ありがたい存在だろうと思う。

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タイと一緒にいるだけで、温かく柔らかな気持ちになる。
タイに触ればそれだけで、愛おしさがこみあげる。

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4年間一緒に暮らしてきてわかったのは、
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言葉を交わせない分、心が通じあう、
犬というのはそういう存在なのだということだった。