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Taitaimom

Author:Taitaimom
2012年3月、保護犬のタイ(当時推定1歳)がうちにやってきました。
そこから始まる、タイとわたしたちの暮らしのあれこれについて。

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11月24日の記念日に

2016.11.25 23:39|by mom
昨日11月24日はタイが千葉県の動物愛護センターから無事に出所できた記念日だった。
5年前のこの日、ちばわん預かりボランティアはなこさんをはじめ、
たくさんの人の応援でタイは、再び犬生を歩めるチャンスを得ることとなった。

「なんと、今日はまだ11月なのに水たまりが凍ってますがな」
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今でこそ、千葉県のセンターは保護犬を「譲渡原則」として、
家庭犬への準備として敷地内にドッグランを常設したり、
ボランティアが散歩させる機会を作ったりしているが、
当時はむしろ殺処分原則で、タイも処分前「最終日」の大部屋にうずくまっていたところを、
はなこさんに見いだされて九死に一生を得たのだった。

「きなこねえちゃーん、おはようー」
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わたしはたまたまタイをネットで見つけるまで、保護犬も保護団体の存在もよく知らなかった。
タイを見つけてからうちにくるまでは、飼う決心をつけることから始まって、
多少の紆余曲折があり、3か月くらいかかっているのだが、
その間、愛護センターや保護団体のしくみのことを調べたりしているうちに
たくさんの保護犬たちを見ることになった。
そして、今回タイと縁がなかったとしても、せっかくだから
保護犬と縁を結びたいと思うようになった。

「まるこ、早く来ないかな・・・」
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今思えは、
当時わたしはリーマンショック後の大不況もあって仕事を失っていたので、
たくさんの人の応援を得て救出されている保護犬を選ぶことで、
何か社会的な意味合いを求めたところもあったのではないかとも思う。

「まるこさま、登場!」
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しかし、一方で、保護犬の大部分を占める、色々な顔をした個性あふれる雑種の犬たちに、
実は、結構魅了されてもいたのだ。
彼らは他にないオリジナルティのあるルックスだけでなく、
救出にまつわるそれぞれ固有の物語を持っている。
特に成犬になっていると本人に過去の記憶があることもあり、
どこか哀愁を帯びているような表情がなんとも切なく、
そこがまたどうにも惹きつけられる、というとちょっと不謹慎だろうか。

「あたしはただの雑種じゃないわよ、『カワイイ』雑種なの」
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タイが来てくれたことで、
わたしとしては思ってた以上に近所の犬コミュニティに関わることになり、
この地域が思った以上に保護犬がたくさん飼われていることを知り、
同時にたくさん保護犬および雑種犬とも仲良くなることになった。

「まめ兄も保護犬かっ」
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(保護犬は雑種とは限りません)

    「そうよねー、まめちゃんも実は哀しい過去があるのよねえ」
「まあ、それほどでも・・・」
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そして思うのは、やっぱり雑種はとても魅力的だ。
人間が使役犬として有用なように作り上げた純血種と違って、
あまり性質や気質に特化しているところがなく、
ある意味ナチュラルで平均的な犬らしい犬という感じ。
使役犬として使おうとするならともかく、家庭犬としてならむしろとても飼いやすいのではないかと思う。
一方で、性質や気質が人為的に作られていないので、
あらかじめカテゴライズできず複雑でわかりにくかったりもするので、
その子をよく観察することを求められる、
唯一無二の個性としての楽しさ。

「なぬー、複雑なのがわたしの個性ですけど、なにか?」
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「わたしも、実は犬種不詳です」
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(わりと簡単な観察でハスキーとわかる場合↑)


ただ、雑種はその出生が計画的でないがゆえんに、
人間社会では望まれない存在になりがちであるという事実も厳然としてある。
だから、望まれない存在の殺処分を減らすことを目的に、多くの保護団体は保護犬に不妊手術を施し繁殖に反対する。
望まれない存在をなくすためには、最終的には、繁殖がすべて管理される純血種のみになっていくのがあるべき姿なんだろうか。
実際動物愛護の先進国であるヨーロッパの国々ではそういう状態になってきているのかもしれない。
近所に多く見かける、よく躾けられ管理された大型犬純血種を連れているヨーロッパの人たちを見ているとそんな感じがしなくもない。

「まるこ、ここすげえ情報いっぱいだぜえ」
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雑種犬、
もしかしたら彼らはある意味絶滅に向かって歩いているのかもしれない。
それはあるべき姿なのかどうかわたしにはわからない。

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でも、
そんな大局的なことはさておき、今目の前にはたくさんの里親を探している保護犬、
個性あふれる雑種の犬たちがいる。
彼らが日本において絶滅するのは、多分遠い将来だ。

こんなにかわいい面白い犬たちを理解し愛する人たちがひとりでも増え、
保護犬が一頭でも多く、家族の一員として慈しまれて愛される幸せになってほしいと願う。

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だから、これから犬を飼おうとするみなさん、
こんなにも可愛い面白い雑種犬、家族の一員としてぜひ一考を。
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力を込めておススメします。




寄り道したら別世界

2016.11.21 21:30|by タイタイ
今日は朝からどんよりした天気の中、河原のメンバーの集まりが珍しく少なく、
いつもより少しだけ早く河原を出ることになって、帰路についた。

最後の曲がり角で、お友達のフィーちゃんと別れた後、
お不動様の前を通りかかって、ふと寄ってみることを思い立つ。

「ま、ぼく寄っても寄らなくてもどっちでもいいけど」
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入ってみたら、境内一番南の端、小さな祠のある広場は深い秋に色どられていた。
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一面に敷き詰められた桜の落ち葉、本堂の方へ上がっていく道はもう紅葉本番の雰囲気だ。
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この季節、観光客でこのあたりまで賑わうけれど、今日は午後から雨予報、
月曜日のせいもあってか人影はほとんどなく、とても静か。
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まるで空から季節の便りが届いたかのように、
真っ赤な葉っぱが木の枝にはさまれていたりして
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なんだか不思議な気持ちになった。

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上の本堂の大銀杏は、そろそろ黄色に染まりきる頃。
例年だと楓が紅くなるのは、銀杏が散り始めてからだから、
この辺りの紅葉の本番にはまだ間があると思っていたけれど、

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いつの間にか森は鮮やかな紅に変わり始めている。
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「ママ、ここでぼく撮るなら、この草邪魔だけど」
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「どうどう?このポーズで、お願いします」
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「さっ じゃあもう帰るか」
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「ええー まだ撮るのうー さっきのでいいと思うけど」
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今年の東京は木々の紅葉が一斉で、思いのほか綺麗かもしれないな。

よしっ じゃあ上の大銀杏も撮るか

「ええー ぼくもう帰って早くご飯食べたい」
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へえへえ、タイ
そうだね 帰りにちょっと寄ってみただけだもんね。
銀杏はこの次の機会ということで、
また明日。




まるこ、キターッ!!

2016.11.07 23:38|by タイタイ
まるこ、キターッ!!
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「うっほーっ」
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うおー
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わーわー
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ひゅーひゅー
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久しぶりのフウジンガーライジンガー、結成!!
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           「うぬおー!まるこさまをなめんなよー」
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「ぐわっほー」
DSC01566_201611171534165bc.jpg 「ぐわ

(興奮しすぎて、珍しく河原の置きオモチャをくわえたりなんかする)
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   ウヒョーイッ
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オレ、こんなのくわえちゃってスゴイんだぞうーー
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うおっほーッ
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「ハハハ タイ、そんなのくわえてバカじゃないのっ」
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     うしょしょしょーっ オレ、ライジンガー!!
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「タイ、いいかげんあたしもう中州に踊りに降りるよ」
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あれ?まるこ、もう降りるの?ぼくも行くよ
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まるこ、

まるこにまた会えてよかった

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ぼくほんとに嬉しいよ・・・




*****
(おまけ)

ねえねえ、まるこのママ、これからもまるこを毎朝河原に連れてきてね。お願いよ
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まるこが来ない その3

2016.11.05 23:36|by タイタイ
ヴォルちゃーん、おはよーうっ!!
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ヴォルちゃん、久しぶりだねっ そうだ、ヴォルちゃん、まるこ最近見てない?
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                 「まるこ?」
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           「まるこか?えーとまるこ、まるこね・・・」
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            「まるこって誰?」
     えっ
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          「あ、いやいや、いたねあの毛むくじゃらのヤツ」
 ヴォルちゃん・・・その程度の認識・・・
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まるこ・・・
こんなに来ないと、みんなに忘れられちゃうようー
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どうすんのさー





まるこが来ない その2

2016.11.04 23:17|by タイタイ
まるこ、今日も来ないんだ
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ねえママ、まるこ今日は来るよね?
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来るよね?
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ぼく、待ってるの
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待ってるの
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(傍らで遊ぶ、いちご先生と柴子犬こじろう3か月)
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「ぼく負けないじょー」「はいはい」
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めものパパー、ぼくのまるこが来ないんだ
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そのうち来ると思うんだけど
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       「ぐぉー ぼくつよいんだぞー」
  「ハハハッ」
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  「やってやるじょー」
           「ハイハーイ」
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「あっ これちょうどいいな」
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「こじろうー、ほらこれー」
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          「ほら、とってごらんー」
 「うにょー、はなせー、ぼくのもんだァー」
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・・・・。
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まるこ、ぼくずっと待ってるのに
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全然来ないんだ・・・




まるこが来ない その1

2016.11.03 23:05|by タイタイ
気が付いたら、ずいぶん長い間、ちゃんとまるこに会っていないんだ

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まるこ、この間のハロウィーンのこと気にしているのかな
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昨日は久しぶりにちょっとだけ見たけど、わざと時間ずらしてきたし(※タイの主観です)
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今日も、なんだか来ない予感がするんだ
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あっ きなこねえちゃんっ
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おはようーっ    「おはようっ タイちゃんとママ!」
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・・・・・


「うんうん、それで、タイちゃんは、まるちゃんが仮装しなかったのを気にして、ここに来れなくなっている、と?」 
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    そうなんだ、多分、まるこはそれでなんとなく、来にくくなってると思うんだ
「そうねえ~」
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うふふ~むしむしむし
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(↑とかいって、ちゃっかりきなこちゃんから枝をもらう)

うほーこれすっごいいい枝だ
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・・・・。
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でも・・・やっぱり、ぼく・・・
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枝なんかどうでもいいから、
まるこに河原に来てほしいなあ・・・