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Taitaimom

Author:Taitaimom
2012年3月、保護犬のタイ(当時推定1歳)がうちにやってきました。
そこから始まる、タイとわたしたちの暮らしのあれこれについて。

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最長距離のお散歩紀行

2014.03.21 23:04|by mom
三月の三連休、初日。
お昼前に、家族で河原に出てきた私たち。

河原の土手ぞいに植えられている桜が沈黙を守る中、
いつもタイが遊んでいるところとは逆方向の、川下方面に歩いて行くと、
なんとも鮮やかな桃の花が満開だった。
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まだ本格的な芽吹き前の河原に、いっそう映える紅い花。
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あでやかな春の花は、一瞬のうちに気持を明るくさせるのか、
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ふと足もとを見ると、なんてことない花さえもなんだか春を感じて美しい。
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タイの目線に立つために、しゃがむと、
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立ったままでは見えない花に目がとまり、
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春の草のむせかえるような匂いに包まれる。
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ほらほらタイ、そろそろ行くよ

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             「パパー、待ってー」
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             「えっへへー」
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このへんは、区がグラウンドとして整備しており、土日はいつも野球少年やサッカー少年が駆け回っているところ。
でも、今日は、祝日とはいえ金曜日のせいか、この広い芝生に、
だれーも、ほんとうに、だれーも、いない。

タイ、調子に乗って軍手をくわえながら走る。
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さてさて、河原歩きはほんの序の口、
今日は、最長記録を更新して、10キロ超先の日蓮宗大本山の大きなお寺まで遠足の予定。


その前に河原沿いにある、最近河原友達に大人気のカフェダイニングで腹ごしらえをする。

「むむっ ママ、なんか食べとる!?」
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(タイにはお弁当)
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しかし、食べてるうちに、それまでの穏やかな春の陽気が一変、
なんだか雲行きが怪しく、風が出てきた。
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でも、予報では確か、今日は雨降るとは言ってなかったよなあ・・・
せっかくここまで来たんだし、このまま帰るなんてちょっと納得できない。

大丈夫大丈夫、西の空は青空だし、行っちゃえー
と、いうことで出発。


道順は事前に夫が地図で確認。
河原の先をもう少し歩いて、その後は住宅地を抜けていくとのことだった。

風が強くなる中、張り切って歩く私たち。


そして、ここから先は、初めて歩く道。
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途中、(誰かが)さんざん道を間違え、
かなーり時間と体力をロス、

しかし、そのたび(誰かの)機転と才覚で切り抜け、
ようやくようやく、見慣れた道にたどりつく。

「? ここどこ?」
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私たちは、今の場所に引っ越してくる前の4年間、
ここから、歩いて15分くらいのところに初めての居を構えた。

このお寺は、私たちのどちらの実家の宗派でもなく縁があるわけではないのだが、
その頃、よくここまで散歩した。


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私たちは通勤の便を一番に考えてそこに住むことにしたので、
実はこの辺には全く土地勘がなかった。
このお寺に初めて来たのは、多分、住んでから1年以上たってからなんじゃないだろうか。

たしか、休日にふと思いついて、行ってみようかと歩いてきたのだ。
大きな緑の木々の中、石碑やらお墓が立ち並び、お線香の匂いがする静かな石段。
まるでどこかの山寺に来たかのような錯覚に陥りながら、ひたすら登ってようやく上に着くと、
そこには突然、思いがけない大空間が広がっていた。

威容を誇るたくさんのお堂、どこから入って来たのか多くのお参りする人で賑わい、
なにかイベントがあったのか、観光バスが何台も出発しようとしていて、
そこには少年のような子坊主たちがたくさん乗っている・・・

後から、私たちが入ってきたのはいわば裏口だったことがわかったのだが、
なんだか天空の異空間が突然現れたようだったのを、昨日のことのように憶えている。

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それから、桜の季節や新年など、ここにはよく足を運んだ。
すぐ隣の区立の梅園には毎年必ず見に行ったものだ。

でも、引っ越してから、すっかり足が遠のいてしまった。



今日は折も折、お彼岸なので、お寺にはたくさんの人がお墓参りに集まっている。
お寺にはベンチがないので、遠くから歩いてきてちょっと休みたいのだが休むところがない。

それで、昔もよく行ったお寺に隣接する公園を歩いてみた。
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なんでだろう、さっきから写真を撮っていて気になっていたのだが、
タイ、あまり嬉しそうでないのだ。

ちょっと、パパが何かオヤツでもとコンビニを探しに離れたら、しっぽがこのとおり。
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あまりにも遠くまで来たから、なんとなく不安なのかな
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もうー タイ、ちょっとは笑いなよー
これじゃあ、楽しい遠足!って感じじゃないじゃんよー
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この公園、造設は結構古いらしい。
モダンな模様が入っている石門には「東京市」とある。
左の石門には昭和13年の文字が入っていた。
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そして、再び、お寺の中へ。
お寺の正面にまわりこんだら、楽しげな屋台が並んでいた。

「むふふー」
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さっきの公園では結局コンビニが見つからなかったため、渡りに船で、たこやきを購入。
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 「パッパチー、なーに、買ったのうー♪」
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食べるところを探しに探して、ようやく静かな出口の階段を見つけた。

         「うう・・・ママ、待ってたよう」
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        「むふー」
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         「むはー」
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よかった、よかった、タイ
これが、旅の重要な目的なんだもんね。


さて、帰りも難航が予想されるので、そろそろ帰り道につくか。
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お寺を出ると、川が。
あれっ そういえば、これ確か、うちの近くも通るN川だったよね?
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地図を確認すると、この川沿いの道を通って行けば、なんとうちの隣町まで直行じゃん
なぜに最初からこの道に気がつかなかったんでしょうか。

ということで、この道沿いを歩くことに。

道沿いには小さな広場が点在しているし、川の両側の道はいずれも一方通行で、
ほとんど車が通ることがなく、とても快適。
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ただ、さきほどから風がどんどん冷たくなってきてちょっと寒い。


歩いていると、昔よく見た景色にたどりつく。
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そうそう、この辺は、前住んでいた家からよく散歩しに来た場所だ。
この桜、満開の風景をよく憶えている。

あの頃、この辺に住み替えようかなんてよく物件を見に来たっけね。
あれから、ずいぶん時間がたったもんだ




そして、出発から40分くらい歩いたところで、
いつもの隣町おしゃれタウンの外れの町の商店街につく。

「むむっ パパ、どこ入ってんのう」
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「たいやきだー」
                「うお?」
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      「うふー」
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最後はさすがに、冷たい風の中けっこう厳しい道行きになり、
温かいたいやきがうれしい。


でも、N川沿いに歩けば、前に住んでいた場所にも歩いて行けるかもしれないね。


タイ、今度は一緒に、
あれから一度も行っていない、私たちの始まりの場所に行ってみようか。





コメント

No title

たまにはコチラにコメント(笑)

こういうお散歩日記、大好きです。
Taitaimomさんの語り口が、なんだか上等なエッセイを読んでるみたい。
気持ちよく一緒にお散歩してるみたいな気持ちになるし、
もっと長いのが読みたいな^^

タイタイが楽しそうじゃなかったわけ、
私には、自分が知らない時代のことを、楽しそうに話しているパパとママをみて
仲間はずれにされてるみたいな気持ちが伝わって来ました(笑)

次は自分も知ってる場所だから、もっとウキウキ歩けそうだね、タイタイ。

Re: No title

はなこさま

> Taitaimomさんの語り口が、なんだか上等なエッセイを読んでるみたい。
> 気持ちよく一緒にお散歩してるみたいな気持ちになるし、
> もっと長いのが読みたいな^^

なんだか最大級のほめ言葉、どうもありがとうございます。
文章プロ級のはなこさんにそんなこと言われるととてもうれしくて、図に乗ってしまいそうです(笑)

最近はとくにタイの表情がかわいくて写真を割愛できず、
「・・・こんな長いの、普通みんな読まないよな・・・」
なんて思いながら書いていたりするんですが、そう言っていただけるととてもありがたいです。

> タイタイが楽しそうじゃなかったわけ、
> 私には、自分が知らない時代のことを、楽しそうに話しているパパとママをみて
> 仲間はずれにされてるみたいな気持ちが伝わって来ました(笑)

なんかねー この時は、タイはどう写真を撮っても浮かない顔しかしないんですよ。
いつも散歩の時は「えへー」って顔して歩いているんですけど。
この時、お寺は、ぞくぞく新しい卒塔婆とかを持ってお墓参りする家族がたくさんいたし、
いつもの公園とかの行楽客とは雰囲気が違っているのかなーなんて思ったりしていたのですが。

でも所詮、お彼岸のお墓参りだし、みんなにこにこして来てる感じだったんですよね。
はなこさんの言う通り、もしかして、仲間はずれ的な気持ちだったのかな!?
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