06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
月別アーカイブ

プロフィール

Taitaimom

Author:Taitaimom
2012年3月、保護犬のタイ(当時推定1歳)がうちにやってきました。
そこから始まる、タイとわたしたちの暮らしのあれこれについて。

カテゴリ

最新記事

最新コメント

リンク

いつでも里親募集中

検索フォーム

アルバム

家族の中の犬

2014.03.25 23:13|by mom
タイは、他の犬に対して非常に年功序列的にふるまう。

河原の仲間の中だと、年上の犬に対しては、
「〇〇姉(兄)ちゃ~ん」
と、しっぽを振りながら近づき口元をペロペロしてあいさつするが、
年下の女の子に対しては、どんなに毎日会っていても、基本的に知らんふりし、
年下の男の子に対しては、いつも、居丈高に向かっていって時には首の毛を逆立てて威張る。
(ちなみに、同級生のまるちゃんに対しては、しっぽを振りながら駆けていくが、ぺろぺろは控え目)


一方、人間に対して、見知らぬ人については、
立ち位置や進行方向、目線などで威圧的と感じると警戒するのだが、
老若男女のカテゴリーで、特に差別的にふるまうことはない。

しかし、意外にも、子供・幼児については、押し並べてやさしい。


それは、以前から、わたしが、「子供たちがみんな、将来、犬好き人間に育ってほしい」という願いをこめて、
「さわらせてください」という通りすがりの子供に、
すすんでタイをさわらせてきた(もちろん万全の注意をして)こともあるだろう。

タイも、体の小さな子供には、比較的圧迫感を感じることがないということもあるし、
また、幸運にも、子供に対して怖い思いをする経験が過去になかったということもある。



「きょう、うちに、ちびっこがきとる」
RIMG0097_0325.jpg

(従兄のびっけ兄7歳と、従妹の大・福子ちゃん1歳)
RIMG0100_0325.jpg

「しかも、さっきチャイムが鳴ったから、
(ぼくの味方)パパチー帰ってきたと思って喜んで玄関に行ったら、ばあばだった」
RIMG0102_0325.jpg
「ばあば、って誰だっけ。この人、ばあばなんだっけ。会ったの前過ぎて忘れちゃったんだけど」

           「うー ぶー」
               「ほら、これはそ・う・じ・き。大・福子ちゃんおそうじするの?」
RIMG0103_0325.jpg

「なんか、ぼく、いろいろといたたまれないんだけど」
RIMG0106_0325.jpg



よく、犬と幼児がきょうだいのようにして仲睦まじく暮らしているという家があるが、
もしわたしに赤ん坊がいたら、わたしは、犬を飼う勇気はないなあと思っていた。

犬をそこまで信用できないという気持がどこかにあるのだと思う。

もちろん、多くのレトリバー犬のように気質に攻撃性がまるでなく、
子供が何しても怒らないだろうと思える犬はいて、そういう犬なら問題ないだろうとは思う。

でも、犬の気質はそれぞれ飼ってみないことにはわからないし、
その気になったら犬は幼児だけでなく大人の人間をも殺傷する身体能力を持つのも事実。
一方で幼児はそれとわからずに犬にどんな乱暴をするかわからないのだから、
結果的に、いちいち自分の愛する犬の行動を疑いながら、一緒に生活をすることになりそうな気がしていたのだ。




しかし、タイの大・福子ちゃんに対する態度を見ていると、
そんなのは、もしかして、無用な心配ではないかと、はっとする。

RIMG0111_0325.jpg

タイは、大・福子ちゃんが目の前でむずかると、困って尻尾を下げ、
伏せをして自分の目線を下げて大・福子ちゃんをなだめようとする。
その後ろ姿がかなり一生懸命で、
もし、大・福子ちゃんがもう少し自分に慣れていたら、
おそらく大・福子ちゃんの足でもぺろぺろしてたに違いない。

タイは、決して、赤ちゃんだからって侮ったりしなかった。
自分の家族の赤ちゃんだと認識すれば、大事に大事に扱うような感じがする。

RIMG0115_0325.jpg


表ではへつらって裏では舌を見せるなんて、人間のすることで、
犬はいつもストレート、考えてることがまるわかりだ。

そうしてみれば、実は、犬を信じることなんて簡単なことなのかもしれない。


             「うおー」
     「えへー」

RIMG0119_0325.jpg

        「うふー」
RIMG0120_0325.jpg


(タイのベッドにダイブする兄妹)
RIMG0125_0325.jpg



写真には撮れなかったけど、
びっけ兄、タイ、大・福子ちゃん、とまるで3きょうだいのように雁首そろえて
お菓子の袋をもつわたしのまわりを囲んだ時は、なんだかとても可笑しかった。


                         「西門※ 大・福子ちゃーん」
「はあーい」

RIMG0127_0325.jpg


                     「磯野 タイちゃーん」

「はあーい」                     「むむ?」
10149937_370790866392266_304290327_n_0325.jpg 
注:仮名です)

    「そうはいっても、居心地、いまいち・・・」(←そのわりにはみんなの近くにいる)
RIMG0128_0325_2014032617472981d.jpg


                        「タイちゃん・・・手、つなご」
          「えっ・・・」
RIMG0131_0325.jpg

          「うん、じゃあぼくぺろぺろするよ」
RIMG0132_0325.jpg

        「びっけ兄、仲良くしようね」     
RIMG0133_0325.jpg

               「タイちゃん、ママのこともなめるかな?」
「あらー タイちゃん、わこおばちゃんのこともなめてくれる?」

              「うん、ぺろぺろぺろ」
RIMG0138_0325.jpg

「ありがとねー タイちゃん、かわいいねー」
         「あっ タイちゃん、ぼくのこともっとなめてくれるよね?」
            「う・・・もちろんいいけど・・・」
RIMG0140_0325.jpg

              「びっけ兄、ぼく大好きだから仲良くしようねー」
RIMG0143_0325.jpg




子供と犬がきょうだいのように一緒にいて、
さらに犬が子供のことを思いやっている姿を実際に目の当たりにすると、胸を衝かれる思いがする。

犬は、その気質云々より、群れを営む動物として、与えられた役割にそってもっと柔軟になじんでいく生き物なのかもしれない。


そういえば、タイの親友まるちゃんは、最近、
体調をくずしているまるちゃんのお祖母さんのところによくお見舞いにいくらしいのだが、
ママ方の北海道のばあばと違って、とくにこれまで親しく関わってきたということでもないのに、
お祖母さんを慰めるように寄り添うらしい。


犬は、思っているよりもずっと、家族のことを思って暮らしているのだろう。
そして、家族みんなの心によりそって生きている。





びっけ兄と大・福子ちゃんは、
残念ながら、お母さんは保育園が確保でき次第復職の予定だしお父さんは実は犬がちょっと苦手らしいから
子供時代、犬と一緒に暮らすということはないかもしれない。


でも、これからのそれぞれの長い人生の中で、
どこかで犬と関わりがあったらいいなあ、と思う

人間以外の、もの言わない動物と心を通わせるのはとても幸せな気分だから、
そんな幸せが二人の人生のどこかにでもあるといいなあ、と

二人の幸多き人生を祈るとき、
犬おばさんとしては、共に願わずにはいられない。








コメント

No title

こんにちは、神奈川西部の犬おばさんです。

殿介も小さい子に優しいです。
当初は「小さい子より、小さい子のママ」に興味があったようですが
今はどんなに小さい子でも大好きです。
たまに体を押し付け過ぎて子供を転ばせますが、みんな笑ってくれてます。
子供でも「それが好意によることで嬉しいコト」ってのは分かってくれてるんですね。

高齢者のことも大好きで、シルバーカーを押して歩いているお婆さんには
「こんなお婆さんに懐いてくれて、ありがとう」って泣かれました。
人間の思惑が関わる福祉なんかより、犬の気持ちの方がよっぽど心を癒すんだな…と
ああ、犬には勝てないな…と思った瞬間でした。

犬って、愛情の掛け方さえ間違えなければ
ちゃんと自分が愛されたように人を愛せる生き物なんだろうなって思います。
犬といる幸せって、本当に大きいですよね。

それにしても大・福子ちゃん、ふくふくで可愛いですね~♪

Re: No title

殿介ママさま

> 殿介も小さい子に優しいです。
> たまに体を押し付け過ぎて子供を転ばせますが、みんな笑ってくれてます。

殿ちゃんも小さい子に優しいんですね~
殿ちゃんは、そんなにパワフルに子供に愛情表現するんですか。
それはなんだかほほえましいし、見てて嬉しいですね。
タイは、ご覧の通り、優しいといっても、
じっとして静かに手をぺろぺろするという感じで、
ちょっとどきどきしながらしているようにも見えるので、こっちもちょっとどきどきしたりして・・・

まあ、基本、人見知りなんですよねー
初めて会った人にそこまで好き好きオーラは出せないみたいです。

> 高齢者のことも大好きで、シルバーカーを押して歩いているお婆さんには
> 「こんなお婆さんに懐いてくれて、ありがとう」って泣かれました。
> 人間の思惑が関わる福祉なんかより、犬の気持ちの方がよっぽど心を癒すんだな…と
> ああ、犬には勝てないな…と思った瞬間でした。

いやー 殿ちゃん、あっぱれですねー
それは、人間が人間をそんな気持ちにさせようと思ったら、
いったいどれだけ血のにじむ(?)努力しなきゃいけないんだって感じですが
犬は、するっとそういうことができちゃうんですね。

でも、タイは、実は高齢者はちょっと苦手なんですよ。
一般的に、小さい子のお母さんは、わたしに「さわってもいいですか」と近づいてくる一方で、
高齢者の方は、タイのほうにまっすぐ近づいてくる場合が多いんですよね。
そうすると、思いっきり警戒して吠えちゃうんです・・・

わたしのほうにも努力が足りないのかなー
ちょっと反省しなきゃいけないですね。

> 犬って、愛情の掛け方さえ間違えなければ
> ちゃんと自分が愛されたように人を愛せる生き物なんだろうなって思います。
> 犬といる幸せって、本当に大きいですよね。

ほんと、その通りだと思います。
愛情と手間をかければかけただけ、もうそのとおり返してくれますね。
こんなに世話のしがいのあることなんてありませんよ(笑)

やっぱりタイが人見知りなのは、多少わたしの責任もあるのかなー
わたしが、通りすがりの誰にでも話しかけちゃうような、愛嬌おばさんだったら、
いくらもともとが人見知りの性格だとしても、
なんかちょっと違ったのかもしれないなーとも思います。
今まで、別にそんな風になろうと思ったことないんですけど、
タイを見てると、ちょっとわがふり直そうという気になったりします。

> それにしても大・福子ちゃん、ふくふくで可愛いですね~♪

ありがとうございます。
びっけ兄は、大・福子ちゃんのことを
「ものすごーく、可愛い子だ!」と思ってるらしいです(笑)
非公開コメント