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Taitaimom

Author:Taitaimom
2012年3月、保護犬のタイ(当時推定1歳)がうちにやってきました。
そこから始まる、タイとわたしたちの暮らしのあれこれについて。

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自分以前、の頃の古い記憶

2014.05.02 23:55|by mom
ここ実家にいるとき、朝起きると、とりあえずタイのおしっこ散歩に出ることにしている。

この辺は40年くらい前に造成された住宅地で、いつも行っているような広い原っぱはない。
でも、5分くらい歩くと、子供の三角野球くらいできそうな(実際は野球は禁止されてるけど)
スペースのある公園にたどりつく。


去年もそうだったのだが、
タイはこの公園に入るや否や、走り出す
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まるでスイッチが入るかのよう
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普段の生活の中に「公園で走り回る」という日課はないのに、
この公園に来ると、決まって走り出すのはなんだか不思議だ。
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もしかして、タイは、うちに来る前、こういう公園で走らせてもらっていたのかなあと思う。
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タイが1歳になる前、子犬のころの生活。

今や3歳を過ぎたタイからすれば、もうずいぶん前のことだと思うけど、
そのころの運動の習慣がいまだに顔を出したりしているのだとすれば、

子供のころ、体の中に根付いた記憶というのは、いつまでも、知らないうちに、
影響し続けているものなのかなあと思ったりする。




*****




午後からは、父とタイと3にんで、父のお気に入りの散歩道に出発。


わたしが通った小学校の前まで行って、コースを確認、
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歩き出す。

小学校からこっち側の方角は、実家の生活圏からすればまったく縁のない方向なので、
わたしは、どこにどう行けるのかさっぱり覚えがない。

実家は当時ちょうど学区境にあって、
わたしは、ほとんどの小学校の友達と異なる隣の学区の中学に行くことになった。
そのため、小学校の友達とはそこで縁が切れた感じになってしまい、
このあたりは、もう思春期以降、忘却のかなただった。

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でも、この道はわたしの通学路ではなかったけど、
当時の、塾も習い事もないひまな小学生、
こっちに友達と一緒に歩いて、ものすごく迂回して家に帰ったような・・・

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でも、周辺の街並みには記憶があるような、やっぱりないような、
そして、次の曲がり角に現れる風景はまったく予測できない。


と、そのとき、Y字路にぶちあたる。
生垣の一部にこんもりした木があって、左は山道、右は民家へ・・・

ん?
この風景はなんだかとっても記憶がある。

っていうか、これ今でもときどき見る・・・?
もしかして、夢にときどき現れている・・・?


・・・なんだろう、
夢に出てきているとしてもそれがどんなシチュエーションなんだかわからないし、
なんでここが夢に出てきているのかわからない。

でも、ここがここだと自覚せずに、今でもときどき見ている不思議。


「ママ、ほらほら、行くよ」
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きっと、当時のわたしがこのY字路に来ると感じたことの、
何か象徴として夢に現れるのかもしれない。
それはなんなんだろうな。

「ここから先は、行っちゃいけない」とか逆に「ここから先は、秘密基地」とか?


どっちだっけなー

夢に現れてもこの風景だと自覚してないくらいだから、なんだかよくわからない。

でも、たぶん、左側の薄暗い山道からしてあんまり明るい感じじゃないような・・・


「行くじょ」
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「お?」
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「ふーむ」
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このあたりは、江戸時代、幕府の御用林だったそうな
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きっと小学校の時、郷土史みたいなものは習ったんだろうと思うが、
やっぱり小学生じゃピンとこないせいか、まったく覚えていない。

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上の道を上ると、市民農園が広がっている。
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そういえば、こっちのほうは、わたしが小学校のころは水田が残されていて、
住んでいる子は僻地扱いされていたなあ、なんて思い出す。

今じゃ、その辺一帯はしゃれた名前が付いた住宅地として開発され、ひっきりなしにバスが行く。

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「ここは江戸時代の道でござるな」
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「むむむっ」
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「むうー」
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「むむっ」
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「むううー」
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うーん、タイ、何を感じているのか、
ママにはちっともわからないのが残念だよ。


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子供時代の記憶というのは、それそのものを懐かしむというより、
ふとした拍子に風景の断片が記憶の底から出てきて、
その意味を後から考えたり、
その時の周りの大人の気持ちなどを推し測ったりして、
感じ入ったりするものなのではないだろうか。

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わたしの中で、もっとも古いと思われる記憶は、
母方の祖母に
「ばあちゃんがいっから、よかんべっ(おばあちゃんがいるんだから、いいでしょう?)」と言われたけど、
「やだーおかあさんじゃないと、やだー」とだだをこねた記憶だ。

       「は?」
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父に言ったら、即座に
「あ、それはわこ(妹)が生まれたときだな」という答えが返ってきた。
その時わたしは3歳前。
そのときに感じた気持ちははっきり覚えている。

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父もこの間、ぽっかりと小学校就学前のことを思い出したという。

4歳上の姉とその友達たちが、子供だけで2,3キロ先の公園に遊びに行く計画を立てたので、
自分も連れて行ってもらおうと楽しみにしていたのだが
それが直前に母親に知れることになり、子供だけでそんな遠くにいってはいけません、と
自分たちだけ行けなかったらしい。

すると、そこに行った子供たちが、池に係留されていたボートで遊んでいたら、
ボートの綱がほどけたかなにかのアクシデントがあり、
びっくりした子供が池に飛び込んた結果、ひとり亡くなってしまった
という事件になってしまった、というものだった。

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70年前のその事件、
一度も思い出すことなんてなかったそうだが、最近のある日、突然ぽっかり思い出したという。

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                  「じいじ、これで江戸時代の道、おわりだね」
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思い出そうと思っても思い出せないけど、
確かに記憶の底に沈んでいる、まだ自分が自分になる前の子供の頃の古い記憶。
それらは、きっと自覚しないうちに今の自分の行動に影響を及ぼしていることもあるだろう。


父のその記憶は、おそらく何らか、思い出すきっかけのようなものがあったんだろうと思うけれど、

まだ、自分以前、のような子供時代の古い記憶、
70年たって、ぽっかり浮かび上がってくるようなことがあるなんて、

なんだか、自分の深い部分を知るみたいで、
それはそれで楽しみだなー
なんて、思うのだった。







*****
(おまけ)

帰ってきて、ティータイム。



「ばあば、なんかくれる?」
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「くれない?」
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「くれない・・・」
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(あきらめた)
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夕食後の、家族団らん


「あっ ばあば、何食べとるの!」
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「くれたけど・・・マズい」
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                 (↑紫イモチップス)






コメント

公園で走りだすタイちゃん、とてもイキイキしてて思いっきり跳びはねてて可愛いですね!突然のスイッチいりを想像して笑ってしまいました。(驚きますよね)

私も昔シェルティを飼って?いまして、6キロ未満の小型で、駆けるのが大好きな子でした。ダーと駆け出して、途中ワンワンワン!とこちらに目を向けて「一緒に走ろう!」というかのように大きな円を描きながら走っていたのを思い出しました。

タイちゃん、絶対にシェルティの血が入っていると私も思います。

知らない公園でも楽しそうにしてて、幸せ一杯のお散歩だったことと思います♪

Re: タイトルなし

いちファンさま

> 公園で走りだすタイちゃん、とてもイキイキしてて思いっきり跳びはねてて可愛いですね!突然のスイッチいりを想像して笑ってしまいました。(驚きますよね)

夜に行った時もスイッチ入っちゃって、大変でした。
(すぐ向こうが山斜面の暗闇なので、もしリードが離れちゃったら・・・って感じなんです)
でも、公園に誰かいるとやらないんですよー
彼なりになにか警戒するところがあるんですね。

> 私も昔シェルティを飼って?いまして、6キロ未満の小型で、駆けるのが大好きな子でした。ダーと駆け出して、途中ワンワンワン!とこちらに目を向けて「一緒に走ろう!」というかのように大きな円を描きながら走っていたのを思い出しました。

そうなんですね!
6キロ未満とは、ミニシェルティですね。
わたしが昔飼っていたシェルティも走るのが大好きで、家の周りをぐるんぐるん駆けていました。
タイは、足が短いんで、走り姿は、りすみたいです(しっぽも大きいし)。
河原でも、ときどきスイッチが入ることはありますが、
こんなふうに、毎回必ずというわけではないんですよね。
タイの心の中、あるいは遺伝子の中にどんな記憶があるのか、ほんとうに見てみたいです。
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