タイの日記

ARTICLE PAGE

近所をちいさくお散歩

author photo

ByTaitaimom

夫が来た翌日、
せっかくだから、父に車を借りてJ島とかA壺とか、
海がきれいな、この辺ではそこそこメジャーな観光地に行く計画を立てていた。


しかし、朝起きてみたら、雨。
それもけっこう本降り。
昨年の夏の箱根旅行に引き続き、さすが夫、雨男の面目躍如、である。


これじゃ、さすがに磯遊びは無理なので、
雨が上がるのを見計らって、近所を散歩することに。

運よくお昼前にいったん上がったので、
母に握ってもらったおにぎりを持って、
夫のリクエストで再び江戸幕府の御用林に行った後、ペリー来航のU湾方面に出てみることにした。

RIMG0392_0505.jpg

実は、朝から、タイは暗かった。
雨が嫌なのか、レインスーツ着せられるのが嫌なのか、はたまた体調が悪いのか、
ちょっと心配していたのだが、

玄関を出て、車の前を通り過ぎると、
RIMG0398_0505.jpg

とたんに、明るくなった。
どうも、車に乗せられるんじゃないか、とそれだけが気がかりだったらしい。
じゃあ、まあ、J島なんていくより、タイにとってはかえってこのほうがよかったね。

小学校を過ぎて、御用林に入る前、
わたしは住宅地を歩いているつもりだったのだが、夫に、
「なんか、すでにこのへんすごくない?」
といわれる。

確かに、右手は民家なのだが、左手は、
RIMG0399_0505.jpg
雑木林。

確かここ、獣道みたいなのが中で通じていて、向こうの道路に抜けられたんだっけなー
なんて思い出す。
RIMG0400_0505.jpg

         「えっへへー」
RIMG0401_0505.jpg

同じ道でも、ヨソ者の夫の視点は、わたしや父とはちょっと違っているから、
RIMG0404_0505.jpg

別の発見があって面白い。
RIMG0407_0505.jpg

ひたすら登って行く道に、夫はここが海抜何メートルかどうかが気になるらしい。
RIMG0411_0505.jpg

多分4、50メートルってとこだと思うけど。
RIMG0412_0505.jpg

江戸城が大火で焼失した際は、ここの木材も御用になったらしい。
RIMG0430_0505.jpg

夫は、今度は、何の木が主なんだ?とわたしに問うが、
RIMG0433_0505.jpg

さあ?
RIMG0434_0505.jpg

そんな、なにもかにも、知らんがな



御用林の出口、江戸時代だか明治時代だか、古い石組みの残るお寺を過ぎて、
RIMG0436_0505.jpg

そろそろお昼が食べられそうな公園を探しながら歩く。

おっ
RIMG0441_0505.jpg

あったー
RIMG0445_0505.jpg

この辺は、近年開発された住宅地。
けっこう広い公園だけど誰もいない。
RIMG0447_0505.jpg

「ママー ぼくのぶんもー」
RIMG0450_0505.jpg
はいはい、タイのお弁当も持ってきてるよ。


お弁当を食べた後、トンネルを抜けて、
RIMG0458_0505.jpg

U湾地域に突入。
RIMG0465_0505.jpg

歩いていると、地元で人気のパン屋さんが現れる。
RIMG0466_0505.jpg
そうそう、ここの「ソフトフランス」、大好きだったんだよね。
東京に来て、一般的な世の中には「ソフトフランス」は存在しない、ということを知って驚いたんだった。

某チェーン店に「ハイジの白パン」という名前でよく似たものが売っていて、
喜んで買ってみたら、「・・・甘くない・・・」とショックを受けたっけ。



さてさて、出てきた、U湾。
RIMG0472_0505.jpg

ここからまっすぐ帰ろうとするとあっという間なので、
RIMG0473_0505.jpg

湾の先端をまわって、向こう岸の神社まで行くことにする。
RIMG0479_0505.jpg

わたしにとってはついこの間まで現役だった気がする造船所跡を見ながら、
RIMG0482_0505.jpg

なんだか独特の、昭和の雰囲気さえ残る道を歩く。
RIMG0487_0505.jpg

湾の向こう岸まで渡ってくれるぽんぽん船乗り場。
RIMG0489_0505.jpg
神社はもうすぐだ。


ようやくついた、願いが「叶う」神社。
RIMG0491_0505.jpg

神社は犬が立ち入り禁止のところも多いけれど、
「愛犬家はマナーを守りましょう」という札をみつけ、反対解釈して、中へ。
RIMG0495_0505.jpg

社殿をお参りした後、その左手に道があって、人が行き来しているのに気づく。
さらに上に何かあるらしいのだが、
その手前に、小さなカフェの看板が。

一歩入ると、外にテラスがあるのが見え、これなら犬OKかも。
RIMG0496_0505.jpg

誰もいないけど、「営業中」の札がかかっているし、呼び鈴を押してみる。

すると、女主人が出てきて、
「あらあら、わんちゃんもいいのよ、ぜひ中へどうぞ」というので、
嬉しくなって、中へ入る。

中はイギリス式、ティールームだった。
RIMG0503_0505.jpg

イギリスから直輸入だそうだ。
RIMG0504_0505.jpg

ちい散歩で地井さんもいらしたのよと話す女主人は、わたしの母と同じ年頃。
RIMG0497_0505.jpg

聞けば、奇しくも保護犬のコーギーを飼っていて、名をボブ君、もう7、8歳になるそうだ。

RIMG0507_0505.jpg

今日は天気が悪いので残念だが、晴れて陽がそそぐ日はさぞかし気持ちいいに違いない。


お茶を飲み終わって、おいとますると、女主人は玄関口まで出て見送ってくれた。

イギリスのティールームをたんのうして
一歩出ると、神社の社殿。

・・・もしかして、振り向いたら、道は緑に包まれて店は跡かたもなかった、なんてことないよね、
と思って振り返ってみたら

ちゃんとあった。
RIMG0508_0505.jpg




神社の前、海の街らしい景色を歩く。
RIMG0509_0505.jpg

ほらほらタイ、海だよー
RIMG0513_0505.jpg

「うーん」
RIMG0516_0505.jpg

「そうねえ」
RIMG0521_0505.jpg


そして、昨年と同じ、ぽんぽん船に乗って湾の向こう側に。
RIMG0526_0505.jpg

前回満席だった船は、今年は貸し切りだ。
RIMG0529_0505.jpg

「えっ 動いてるけど」
RIMG0531_0505.jpg

「大丈夫?」
RIMG0533_0505.jpg

「あっ・・・大丈夫かあ」
RIMG0540_0505.jpg

(でも、上陸したら、船から逃げる)
RIMG0543_0505.jpg

戻りも、お客はひと組だけだった。
RIMG0551_0505.jpg

この先には、旧陸軍引揚船船着き場がある。
RIMG0553_0505.jpg

歩いていると、港湾の門が開いているので、何気なく入る。
RIMG0554_0505.jpg

ちょっとちょっと、部外者立入禁止だよ
RIMG0555_0505.jpg
「いや、入ったのはタイチーだけで、部外『者』じゃなくて『犬』だから」
なんて夫が言う。
なんちゅう屁理屈いうんでしょうか。

しかし、ここの町並みもなんだか独特だ。
RIMG0558_0505.jpg

(その後もまるでトラップのように空いている門)
RIMG0559_0505.jpg

船着き場到着。
RIMG0561_0505.jpg

先日行った「うみかぜ公園」と風景は似ているけど、ここは全然人がいない。
RIMG0562_0505.jpg

しばらく歩いて、引揚の時の光景を想像する。
RIMG0563_0505.jpg
興奮か喧騒か、はたまた混乱だったのかな



さて、そろそろ帰路につくか。


最後は、勝海舟の咸臨丸出航を記念した公園を通って、帰ることに。
RIMG0571_0505.jpg

なぜか、タイ、急にはりきる。
RIMG0573_0505.jpg

はりきって登る。
RIMG0574_0505.jpg

ひたすら、階段の連続。
RIMG0577_0505.jpg

(途中、咸臨丸の石碑で休憩)
RIMG0591_0505.jpg

さらに登って、ほぼ登りきる。

         「へへっ」
RIMG0598_0505.jpg

U湾ははるか眼下に。
RIMG0600_0505.jpg

ここから裏手の道を抜けると、そこはもう,うちのつづきの住宅地。


全部で、約1万何千歩?のお散歩でした。





Share

Comments 0

Leave a reply