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Taitaimom

Author:Taitaimom
2012年3月、保護犬のタイ(当時推定1歳)がうちにやってきました。
そこから始まる、タイとわたしたちの暮らしのあれこれについて。

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師走の休日散歩で

2015.12.12 23:45|by mom
今年の12月は暖かだ。

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昨年も一昨年も確か12月に入るや否や大寒波が襲ってきたように記憶している。
しかし、今年はいつまでたっても冬が来ない。

       「こりゃー ママッ あそべー」
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タイが来て、毎日数時間も外を歩くようになり、季節の変化にはとても敏感になった。

           「うほっほーいっ」(←軍手もらった)
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こうやって河原を散歩してもう4廻り目のシーズンだ。

     「むしむしむし」
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暖かいとはいえ、まだ3時過ぎなのにもうすっかり夕方の陽、
やはり師走、何かときぜわしい。

ここ数年、この時期の匂いを感じると必ず、4年前の今頃の気持ちを思い出す。

            「あっ」
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多分あの頃は私たちにとって、今まで続けてきた生活の変わり目、
大げさに言えば人生のギアチェンジがなされた頃だったのだろう。
いや、本当はもう、ギアチェンジはずいぶん前にされていたのかもしれないけど。

里親募集中のタイの写真を見つけたのはちょうどそういう時だ。

       「パパチー・・・行っちゃった・・・」
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ふと出会ったその写真の犬に、わたしは昔飼っていた犬に重ね、
特別に思う気持ちがどんどん大きくなって、預かりボランティアさんのブログを毎日のように見た。

自分がこの小さい茶黒い犬をもらうか、いやもらえるか、逡巡した日々。


    「パパチーっ 待ってー」
DSC09701 (1)

しかし、お正月明け、決心して譲渡会に会いに行ったはいいが
最初、会場入り口でタイを遠目で見た時、実は、これは無理だと思ったのだ。

伏せをしているタイは、募集要項の8.5キロには到底見えなかった。
どうみても15~6キロ、私たちの住んでいるマンションの規約内(抱っこできる大きさ)にはそれではまったく収まらない。
実は顔がデカかったためにそう見えたのだが、それにしても想定よりはかなり大きかった。

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一目見るなり「あれは無理だ、あの犬はあきらめろ、挨拶だけして戻ってこい」と言った夫、
しかし結局、「よし、アンケート(事実上の里親申し込み)を書こう!」と言ったのも夫だった。

「タイチー!」            「パパチー!」
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タイが立ってみれば(足が短いので)それほど大きくなく、大人しくわたしに抱っこされたということもあるが、
もう一つ、夫の気持ちを決めたもの、
それは、タイの温かい舌の感触だった。

    「タイチー!」「パパチー!」
DSC09712 (1)

触った時、タイはわたしの手も申し訳程度に舐めたことは舐めたのだけど、
夫の手をなぜか長い間ぺろぺろと丁寧に舐めていた。

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それは夫の心に深く沁みわたり、「この子は自分の心に寄り添ってくれる存在だ」と実感したらしい。
言い換えれば、運命の子だと直感したともいえる。

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そして、譲渡会から帰って来たその夜、タイがそばにいる夢を見たという。
夢の中で、息遣いや体温をはっきり感じたのだそうだ。

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そして、タイはうちにやって来た。

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(河原を出て、また別の公園へ)
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ま、本当は、
タイが夫の手を長い間舐めていたのは多分、
その譲渡会場に入る前に入った中華のファミリーレストランで、夫が食べた「海老の黒酢炒め」が原因だ。

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いちいち手で殻をむいて食べなくてはいけないそのメニュー、
わたしはなんでファミレスでそんなのわざわざ食べてるのかと思ったのだが、
夫に言わせれば「だって食べたかったんだもん」という以外ないらしい。

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でもあの時、夫が強く決断しなければ、タイはおそらく私たちのところに来ることはなかった。

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それを考えると、運命って不思議だなあと思う。

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それとも、運命とは、そういうふうにいろいろ仕組まれてくるものなのだろうか?

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「むむう・・・」
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「オレ、ママがこいつら一生懸命見る意味がわからん」
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最近はごくまれにしか来ないこの公園は、タイがうちに来たばかりの頃によく来た。
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まだ河原のようちえんに入園する前のことだ。

夫が
「あの頃の気持ち、思い出すなあ」と言う。
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タイと私たちの関係がまだちゃんと家族になっていると言えない頃、
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私たちもまた不安だった。

でも、タイは思っていたより早く、私たちのことを信頼するようになった。
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そして、私たちにとって、こんなにぴったり合う子はほかに絶対にいないだろう、かけがえのない「息子」になった。

それだけに、
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タイを見つけたこと、タイがここに来るようになったことは、あらためて奇跡のように思えたりする。


(今年は12月になっても黄葉が残る銀杏並木)
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(そして、ここからが、タイの理解する本日のお散歩の目的)
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 「パパチー、行っちゃった」
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 「パパチー!ぼく待ってるよう」
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(残念ながら人間ではありえない足の短さが露呈する)

(で、パパチー、帰って来る)

    「そ、それは」
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    「と、鶏唐揚げではないですか!」(←本当は最初から知っていた)
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    「あじわってまーす」
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少しでも歯車が違えば出会えなかったわたしたち家族、
でも歯車は合った。

きっと、最初から歯車が合うように決まっていたに違いない。





コメント

No title

あ~、分かるわぁ~…と思いつつ読ませていただきました。
私は殿介を里親募集サイトで見つけてからウチの子になると決まるまで
毎日泣きながら過ごしました。
「この子がウチの子になってくれなかったらどうしよう」と思って。
当時推定3歳だった殿介、旦那が「もっと子犬が良い」と言った時には
「この子じゃないなら私がこの家にいる意味もないから離婚」とまで言うくらいで。
だから仮母さんからの里親決定メールが来た時、今度は嬉しくて泣きました。
今思い出しても涙が出るわ(笑)
あそこまでの思いは、いったい何の仕業だったんだろう??
こういうのが運命なんでしょうかね。

ちなみに殿介は、一生懸命カモとか見ますよ~。
なんでか知らんけど、小動物をこよなく愛している殿介です。

Re: No title

ほんと、あそこまでの思いは、いったい何の仕業だったんでしょうね!!

どんな犬だって多分一緒に過ごせばそれだけ特別な存在になるだろうとは思うんですよ。
でも、一緒に過ごす前から特別な思いを抱いちゃうってことがあるんですよね。

そしてまた一緒にいることでその愛しさは、
色々と加味され或いはちょっと性質を変えて続いていくんですけど、
そうなってみてなお、思うのは、やっぱり出会えたことの奇跡なんですよね~

こんなふうに思える存在と暮らせるなんてほんと、わたしたちはなんてラッキーなんでしょう!!
人生いろいろあるけど、こんな幸せが待っていてくれてほんとよかったという感じです。


そして殿介くん、
ここにきて殿介ママさんに、またいろんな使命を与えているし!
また次はすぐあるんでしょうかね~
犬のおじさん、ちょっと切ないけどね・・・








>
> ちなみに殿介は、一生懸命カモとか見ますよ~。
> なんでか知らんけど、小動物をこよなく愛している殿介です。

運命?

こんにちは。里親募集時からずっとタイちゃんファンです。とっても幸せに毎日過ごしていらっしゃるご様子をいつも楽しみにしています。
山川紘矢さんの「天国はここにあり」というエッセー集の中に、愛犬が青年の魂で夢に現れる経験が書かれています。前世ではお子様だったとか?!
深いご縁がおありなのでしょうね。
ますます幸せ溢れる日々でありますよう。今年も素敵なblogをありがとうございました。

Re: 運命?

年末最後に嬉しいコメントありがとうございました。

毎日毎日あいかわらずタイの顔をずっと見ながら過ごしています(笑)
最初の頃に比べると、タイとの日常はさすがに当たり前になりましたが、
それでも時々ふと、出会えた奇跡を考えることがあります。

ブログでも書いていますが、前世を語るアニマルコミュニケーターの方たちは、
一度も「前世からのつながりがある」と言ってくれたことがないのですが(笑)、
わたし自身としては確かに、ずっと昔から何か縁があるんじゃないかなあという気持ちがどこかにあるんです。
(もしかして前世で夭折した子供だったのでは?なんて思ったり(^-^;)

山川紘矢さんの著書はいくつか読んだことがあります。
「天国はここにあり」ぜひ今度読んでみますね。

ブログを長い間読んでいただいてどうもありがとうございます。
これからも細く長く続けていくつもりですので、どうぞよろしくお願いいたします。

それでは良いお年を!

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