タイの日記

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犬とのつきあい方は

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ByTaitaimom

タイと一緒に暮らし始めて4年、タイが少年から壮年に成長するのにつきあってきたけれど、
最近思うのは、
人と犬とのつきあい方は、人と人とのつきあい方に似ているのではないか、ということだ。

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犬はそれぞれ個性があるけれど、人ももちろん、それぞれ個性がある。
人が人とつきあうとき、そのありかたというのは当然、
自分と相手の個性の組み合わせにより多種多様になる。

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でも、自分のことを考えればわかるように、
人は、みんなそれぞれ「人とのつきあい方」のクセみたいなものがあるように思う。
それは、自身の性格によるものに加え、これまで生きてきた経験により培われてきたものもあるだろう。

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だからそれはその人固有のあり方であって、いい悪いではない。
誰かのやり方がうまいからといって、それをそっくり真似られるものではないし、
自身無自覚の部分だって多いだろう。

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そして、そのあり方というのは、その人の犬とのつきあい方にもかなり影響するものではないかと思う。

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もちろん、時代や地域によって、犬というものの社会的位置づけというか、
文化的背景が異なることがあるので、一概に比較できないとは思うのだが、
少なくとも、現在のこの日本、東京において犬を飼っている人たちに関して言えば、
犬とのつきあい方は、その人の人とのつきあい方と、かなりリンクしているのではないかと感じずにはいられない。

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一緒に暮らす以上、犬は自分の意思を通じさせる必要がある相手だ。
一方犬だって間違いなく自分自身の意思を持つ。
そういう相手に対しての接し方は、やはりその人の持っている他者との接し方の方法に影響されるものだろうと思う。

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だから、たとえば、「犬のしつけ方」なんていうのも、
結局、誰にとっても絶対的に正しいという方法論や間違っている方法論なんてない。

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その人自身の持っている個性によってさまざまなありようがあるのではないかと思う。

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わたしに関して言えば、
人間関係においていわゆる体育会系の絶対的上下関係は好まない。
だから、犬との関係においても、あまり主従関係を強調するやり方には違和感があるし、
そういうやり方を誰かに指導されたところで心情的に無理がある。

でも、人によってはそういう関係が心地いい人もいるだろうし、
他者に対していつも自然とそういう態度になる人もいるだろう。
そういう人は、自分の犬ともそういうつきあい方が向いているし、それでいいのだろうと思う。

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ただ、忘れてならないのは、
犬とのつきあい方において、わたしたち人間の側の個性だけでなく、犬自身の個性もちゃんと見極めなきゃいけないということだ。

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人側が体育会的上下関係が苦手、といっても犬側がそれを求める場合もあるし、
その逆のケースもある。

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人と犬は決して対等ではない。
犬はその生殺与奪の権の一切を人に握られている存在だ。

犬は自分自身の生活環境を一切選べない。
生かすも殺すも飼い主である人次第、だからこそ、
人は、犬それぞれの個性につきあい、合わせ、幸せにしてあげる義務があるのだろうと思う。

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そういう意味で、相性というのは大事だなあと思う。

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人との関係がそうであるように、人と犬とも相性というものがある。
日々の暮らしでお互い求めているものが一致するということはとても幸せなことだ。

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でも、不幸にしてそれがまるで一致しない関係もある。

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また、いくら概ね相性があっているとはいえ、100%合致するということはあり得ず、
何かしらそぐわないところはあるものだ。
資産負債バランスの問題と同じで、いいとこ取りはできないということもある。

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だけど、
人はそのギャップを正しく認識し埋め合わせるべく努力していくことはできる。
自分の犬がどういう性格で何を求めているか、よく見て、考えることができる。

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そして、犬はその努力を敏感に感じ取るだろう。

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犬はみんな、飼い主のことが大好きだ。

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それはいつでもどこでも見ていて切なくなるほどだ。

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おそらく、犬のどんな行動も
わたしたちの心に添うべく心を砕いている結果なのだろうと思う。

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犬たちはいつも、わたしたち以上にわたしたち人間のことを考えている。




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